ヒョンデのミドルサイズEV「アイオニック5」がアップデート! 合わせて100台の限定車「ラウンジAWDリミテッドエディション」が登場

ヒョンデモビリティジャパンは5月16日、アップデートを受けた「アイオニック5」を発売するとともに、限定車「アイオニック5ラウンジAWDリミテッドエディション」を設定した。税込車両価格は479万円〜629万円。

「ヴォヤージュ」にAWD仕様を設定したほか、充電前にバッテリー温度を高めるバッテリー・プリコンディショニング機能を追加

アイオニック5のアップデートは、これまでのユーザーからの意見と要望を反映。既存の「ヴォヤージュ」グレードにAWD仕様を追加し、より低価格でAWDの長所である出力と走行安定性を提供する。

また、充電前にあらかじめバッテリー温度を高めるバッテリー・プリコンディショニング機能を追加。初期充電出力を一時的に高めるブースト・チャージングプログラムを採用した。

ボディカラーにアトラスホワイトマットが追加されたのもニュースだ。

このたびのアップデートを機に登場した同モデル初の限定車「ラウンジAWDリミテッドエディション」は100台のみの限定生産で、ボディカラーは「ルーシッドブルーパール」(20台限定)と「アトラスホワイトマット」(80台限定)を設定。インテリアカラーは「ダークティール」が組み合わされる。

機能面では、最新のデジタル映像技術を使ったデジタルサイドミラーが、この限定車のみに装備される。このデジタルサイドミラーは、従来型のドアミラー装着位置に高性能カメラを搭載し、そのカメラで撮影された車両側方画像を、車内左右Aピラーに新たに追加された有機ELディスプレイに投影するもの。従来型のドアミラーに対して、下記のようなメリットが挙げられる。
●従来型のドアミラー比で約11°視野角度が広く、広範囲を確認することが可能
●カメラの筐体自体が小さいので、その死角が減少
●後退時(リバースにシフト)に自動でズームアウトし、より広範囲の確認が可能
●全乗員が視認可能。ドライバー以外の乗員も、車両側方の状況を確認できる

●ヒョンデ「アイオニック5」モデルラインナップ
・アイオニック5:479万円
・アイオニック5ヴォヤージュ:519万円
・アイオニック5ヴォヤージュAWD:549万円
・アイオニック5ラウンジ:559万円
・アイオニック5ラウンジAWD:599万円
・アイオニック5ラウンジAWDリミテッドエディション:619万5000円(ルーシッドブルーパール)/629万円(アトラスホワイトマット)
※価格は消費税込み

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部