「マツダ787B」がル・マン24時間レース100周年大会でデモンストレーション走行を実施

マツダ787B(1991年ル・マン24時間レース総合優勝時)
マツダはこのほど、6月7日~11日(現地時間)にフランスのサルトサーキットで行われるル・マン24時間レース100周年大会(第91回大会)において、「マツダ787B」のデモンストレーション走行を実施すると発表した。

ル・マン24時間レース29回の出場経験をもつ寺田陽次郎氏が6月9日と10日にドライブ

マツダ787Bは4ローターロータリーエンジンを搭載し、1991年の第59回 ル・マン24時間レースにおいて日本車として初の総合優勝を果たしたマシン。今回のデモンストレーション走行は、大会主催者であるACO(Automobile Club de l’Ouest:フランス西部自動車クラブ)からの招待を受けて実現するもので、同レース29回の出場経験をもつ寺田陽次郎氏のドライブにより、6月9日と10日に実施される。

ル・マン100周年大会では、ACOの呼びかけに応じて歴代の優勝車がサルトサーキット内のル・マンミュージアムにて6月1日から7月2日まで展示される。マツダ787Bは、6月9日夜にはショートコースでパレード走行し、10日の24時間レース本戦前にはトヨタ/TOYOTA GAZOO Racingの歴代優勝車などとともに、サルトサーキットのフルコースを使ったデモンストレーション走行する。加えて、6月30日から7月2日まで行われるル・マン クラシックでもデモンストレーション走行が予定されている。

マツダMX-30 e-SKYACTIV R-EV(欧州仕様)

また、ル・マン100周年大会中には、日本政府観光局(JNTO)、トヨタ、マツダによるテーマ展示「Japan Endless Discovery」を実施。これは、日本のカーボンニュートラルに向けた取り組みの紹介や、訪日インバウンド観光の促進を図るもので、マツダは最新のロータリーエンジンを発電機として使用する「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」(欧州仕様)などの展示を予定している。

●ル・マン優勝30周年を記念したマツダの特設サイト

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