BMWのEV「i7」にハイパフォーマンスモデル「M70 xDrive」と後輪駆動のエントリーモデル「eDrive50」が追加!

BMW i7 M70 xDrive
ビー・エム・ダブリューはこのほど、圧倒的な存在感を放つ究極の最高峰ラグジュアリーEV「BMW i7」のラインナップに、新たに2モデルを追加し、5月29日に発売した。税込車両価格は「i7 M70 xDrive」が2198万円、「i7 eDrive50」が1598万円で、納車は今年の第4四半期以降の予定だ。

M70 xDriveはシステムトータルで659ps/1015Nmを発揮。3.7秒の0-100km/h加速を実現

BMW i7 M70 xDrive

i7 M70 xDrive(エムナナマル・エックスドライブ)」は、前輪に258ps、後輪に489psを発揮するモーターをぞれぞれ搭載して四輪を駆動するi7初のMハイパフォーマンスモデル。2基のモーターはトータルで659ps/1015Nmを引き出し、3.7秒の0-100km/h加速を実現する。

BMW i7 M70 xDrive

ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池の総エネルギー量は105.7kWhで、一充電での走行可能距離は488〜560kmだ。

BMW i7 M70 xDrive
BMW i7 M70 xDrive

一方、i7初の後輪駆動モデルとなるエントリーモデル「i7 eDrive50(イードライブゴーマル)」には、455ps/650Nmを発するモーターを搭載。0-100km/h加速タイムは5.5秒をマークする。ボディ床下には、こちらも容量105.7kWhのリチウムイオン電池が搭載され、一充電で約575〜611kmの後続を実現。なお、eDrive50には「エクセレンス」と「Mスポーツ」の2タイプが設定されている。

BMW i7 M70 xDrive

このたびの2機種の追加により、すでに発売されている「xDrive60(税込1748万円)」と合わせて3機種から選べるようになった。

※モーターのスペックやバッテリー容量、パフォーマンスデータはいずれもヨーロッパ仕様値。掲載写真は欧州仕様(日本仕様は右ハンドル)

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