すぐ付けたい!! デジタルルームミラー型ドラレコがデビュー! ケンウッド DRV-EM4700 【CAR MONO図鑑】

“ミラレコ”って何?  デジタルルームミラーなのにドラレコ! しかも2カメラ式! DRV-EM4700

ケンウッドのドライブレコーダーラインアップに、新スタイルとなるデジタルルームミラー型が登場。映像記録を行うだけでなく車両後方の安全確認にも活躍する。7月下旬より発売。

REPORT●浜先秀彰(HAMASAKi Hideaki)

問い合わせ:JVCケンウッド
電話:0120-2727-87

ケンウッド DRV-EM4700……オープン価格(実勢価格:6万1000円前後/税込)

ケンウッドのドライブレコーダーは幅広いラインアップを誇っているが、今回新スタイルとなる「デジタルルームミラー型」が加わった。

「デジタルルームミラー」と「2カメラドライブレコーダー」の機能を兼ね備えているもの。ルームミラー型の本体は表面に静電タッチパネル式の12型IPS液晶ディスプレイを搭載し、背面(車両前方向き)にフロントカメラを内蔵。これにリヤカメラユニットを組み合わせている。

デジタルルームミラーは高画質カメラと高精細ディスプレイによってリアルタイムに車両後方の状況を確認できるもの。従来からのルームミラーに比べて夜間やトンネルなどでも明るく見え、後席に人が乗っていたりラゲッジルームに荷物が満載でも後方の視界が妨げられない。つねに良好な後方視界を得られ、安全性の向上が期待できる。

純正ルームミラーに比べて後方視界が広がる

しかもフロントカメラ、リヤカメラともに高感度の裏面照射型CMOSセンサー「STARVIS」を採用しており、昼夜を問わず鮮明なフルHD画質(解像度1920×1080)映像を記録。周囲の車両のナンバープレートや路上の標識などもクッキリ見える。

各種の設定操作はタッチパネルででき、上下スライドで表示エリアの調整、左右スライドで画面の明るさ調整、タッチで前方映像/後方映像の切替などが可能。さらに「音声コマンド」機能を利用すれば運転中でもハンドルから手を離さず、発話で「イベント記録」「静止画撮影」、「表示切替」などの操作が行なえる。

常時録画、イベント記録、音声コマンド/手動録画などの録画モードを備え、オプションの車載電源ケーブル「CA-DR550」を組み合わせれば最長24時間の駐車中監視録画もOK。

なお、本体の取り付けは純正ルームミラーにかぶせて背面に付属ゴムバンドを留めるだけ。カメラ部分はスライドするので純正ミラーが大型でも干渉せず最適なセッティングができる。

フロントカメラは左右にスライドし、大型の純正ミラーにも装着可能
ケンウッド DRV-EM4700
■GPS:搭載
■Gセンサー:搭載
■最大記録解像度:フロント・リア 1920×1080(フルHD)
■最大記録画角:フロント 水平約143°/垂直約76°/対角約170°・リア 水平約107°/垂直約55°/対角約132°
■最大フレームレート:28fps
■記録メディア:マイクロSDカード 16~128GB(32GB付属)

キーワードで検索する

著者プロフィール

浜先秀彰 近影

浜先秀彰

 個人のYouTubeチャンネル「カーグッズチャンネル」を開設。業界では珍しいカーグッズ専門のライター/エ…