2039年までに排出ガス量実質ゼロの実現に向けてジャガー・ランドローバーは今後もサステナビリティに注力
ジャガー・ランドローバーは、新グローバル戦略「REIMAGINE」を掲げ、2036年までに車両(テールパイプ)からの排出ガスを無くし、2039年までにサプライチェーン、製品、オペレーションのすべてにおいて排出ガス量を実質ゼロとすることを目指している。
そんな同社では、パリ協定に従い、排出ガス量削減のための統一された科学的根拠に基づいて設定された、世界の気温上昇を1.5℃以内に抑える目標を掲げ、「国連気候変動枠組条約(UNFCCC)」の国際キャンペーン「Race to Zero(ゼロへのレース)」への支援をコミットしている。
また、これまでも2021年6月に英国で開催されたG7サミットなど同様のイベントでも、英国内にある既存の車両を使用して二酸化炭素の排出量を低く抑えるなど、成功を収めてきた。
「COP26」議長を務めるアロック・シャルマ氏は次のように述べている。
「ジャガー・ランドローバーは、実績のある英国を代表するブランドです。多くの受賞歴のある電気自動車を作り出し、気候変動への取り組みにおいて自動車業界でリーダーシップを発揮されおり、COP26でこれらの車両が世界のリーダーたちの移動に使用されることを嬉しく思います。サミットの開催に向けて、COP26を包括的な成功に導くために、ジャガー・ランドローバー、そしてすべてのパートナーと協力していくことを楽しみにしています」
一方、ジャガー・ランドローバーのティエリー・ボロレCEOは次のように述べている。
「COP26のパートナーとして、ジャガー初のBEVであるI-ペイスをはじめとする電動モデルを提供し、今回のサミットに排出ガス量ゼロの移動手段を提供できることをとても光栄に思います。サステナビリティは、当社の新グローバル戦略『REIMAGINE』の中核をなすものです。世界で最も魅力的でモダンラグジュアリーなクルマを生み出し、2039年までに排出ガス量実質ゼロの実現に向けて注力していきます」