アウディがEVを扱うAudi e-tron店を全国102店舗に拡大。今後は150kWの急速充電器を順次設置

10月1日、アウディジャパンは電気自動車Audi e-tronシリーズを販売する店舗Audi e-tron店ネットワークを、全国102店舗に拡充すると発表した。

既存のe-tron店の90kW以下のCHAdeMO規格充電器も、2024年6月までに順次150kW急速充電器に置き換えていく予定

アウディジャパンは、「e-tron GT」をはじめ、今後市場導入する電気自動車が100kW以上の受電可能な高機能になることに対応する電気自動車Audi e-tron戦略のなかで、全国のアウディ正規販売店125店舗(2021年10月1日現在)のうち、CHAdeMO(チャデモ)規格150kW高速充電器を、2022年第2四半期より順次設置する50店舗が新たにe-tron店に加わり、2021年10月1日よりe-tron店は102店舗に拡充する。

アウディe-tron GT

このたびのe-tron店舗数の拡充にあたり、アウディジャパンは、新規e-tron店50店舗にCHAdeMO規格150kWの急速充電器を設置することを新たなベンチマークとした。またこれに伴い、既存のe-tron店の90kW以下のCHAdeMO規格充電器も、2024年6月までに、順次150kWに置き換えていく予定だ。CHAdeMO規格150kWの急速充電器を使用すれば、現時点で公共の場所に設置されている最速90kWの急速充電器と比較すると、充電スピードも約1.66倍(※)となり、EVの利便性はさらに高まる。
※数値は理論値であり、実際の充電スピードは充電器、車両、電池残容量、温度等、多くの要因によって異なる。

また、Audi e-tron店は、CHAdeMO規格高速充電器の設置とともに、EVの高電圧システム取り扱い資格を取得した高度な技術を有するテクニシャン複数名を配置し、e-tronユーザーに対するアフターサービスの提供を行っていく。

全国に広がるAudi e-tronの各店舗へ高機能な150kW充電器を設置することにより、同社はアウディユーザーに対してより快適な電気自動車と過ごすカーライフの提供に努めていく。

今回のe-tron店の拡充により、全国に設置されている公共のCHAdeMO規格の急速充電器 約7900カ所、普通充電器 約2万2200基を合わせて、EVの充電利便性はさらに高まるものとみられる。

●アウディ公式サイト「e-tron」

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