アウディが六本木ヒルズでアートギャラリー「CADAN ROPPONGI preseted by Audi」を開催。10月22日〜11月3日まで

アウディ、「CADAN ROPPONGI presented by Audi」を開催
アウディジャパンはこのほど、10月22日(金)から11月3日(水・祝)まで、東京・六本木ヒルズ内の六本木ヒルズカフェにて、現代アーティスト10名の作品を展示・販売をする期間限定のアートギャラリー「CADAN ROPPONGI presented by Audi(カダン ロッポンギ プレゼンテッド バイ アウディ)」を開催すると発表した。

新進気鋭アーティスト10名の作品を展示・販売。会場には最新EVの「e-tron GT」や、アウディのデザインヘリテージである初代「TTクーペ」も展示

「CADAN ROPPONGI presented by Audi」は、日本の現代美術シーンを牽引する一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN)と株式会社MAGUS(マグアス)の協力のもとで実現する、これまでにない本格的な現代アートギャラリー。ここでは、今井俊介、大野智史、大山 エンリコ イサム、川人 綾、小林優平、SHIMURAbros、二艘木洋行、藤崎了一、前田沙希、ユアサエボシ各氏10名の、CADAN所属ギャラリーが推薦する新進気鋭アーティストによる作品が展示・販売される。

また、会場には大山 エンリコ イサム氏とコラボレーションし、オリジナルラッピングを施したアウディ最新のフラッグシップEV「アウディe-tron GT」や、アウディのデザインヘリテージ、初代「アウディTTクーペ」も展示。

アウディe-tron GT
初代アウディTTクーペ

アウディは「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」をスローガンに掲げ、高性能で高品質なクルマを生み出しているが、そのアウディブランドの骨格を成す大切なDNAにデザインがある。色褪せることのないタイムレスな美しさこそアウディのデザイン哲学であり、美しいアートそしてデザインは、私たちの日常を豊かにする非常に重要な要素のひとつであるとアウディは考えている。

日本では多くの方々が美術館などでアートに触れる機会が多い一方、欧米に比べると、アートを所有するというライフスタイルを楽しむ方は多くない。そこで、同ギャラリーではより多くの方々に、アウディのデザインにも触れていただきながら、現代アーティストの作品を鑑賞するだけでなく、ギャラリー形式により気に入った作品を購入できる機会を設けている。

●「CADAN ROPPONGI presented by Audi」開催概要
・会場:六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペース(六本木ヒルズ内ヒルサイド2F)
・所在地:東京都港区六本木6-10-1
・日程:一般公開2021年10月22日(金)〜11月3日(水・祝)
・営業時間:11:00〜21:00(最終入場20: 30)※イベント実施日の17:30〜20:00はクローズ
※営業時間については、社会情勢や感染状況により変更する場合あり。その際は特設サイト(下記)にて告知される。

●アウディジャパン公式サイト「CADAN ROPPONGI presented by Audi」

●参加アーティスト(50音順・敬称略)
【今井俊介(Shunsuke Imai)】
1978年、福井県生まれ。東京都在住。絵画の基本的要素である形、色、空間への探求を元に作品を制作。作品を通して「観る」ことの根本的な意味を提示する。近年は国内外の美術館の展示に多数参加するとともに、ファッションブランドとのコラボレーションなど、絵画の枠にとらわれず活動の幅を広げている。
【大野智史(Satoshi Ohno)】
1980年、岐阜県生まれ。2004年に東京造形大学卒業。山梨県富士山麓にアトリエを構え、原生林の中で自らの感覚を研ぎすましながら、自然と人工の対峙と融合、そして時間を探求する絵画制作を行っている。主な個展にPrism Violet」(ホノルル現代美術館、2007年)、グループ展に「リアル・ジャパネスク 世界の中の日本現代美術」(国立国際美術館、2012年)など。主な収蔵先にビクトリア国立美術館、原美術館、国立国際美術館などがある。
【大山 エンリコ イサム(Enrico Isamu Oyama)】
1983年、東京都生まれ。エアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したモチーフ「クイックターン・ストラクチャー」を起点にメディアを横断する表現を展開し、現代美術の領域で注目される。2007年に慶應義塾大学環境情報学部卒業、2009年に東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。2011〜12年にアジアン・カルチュラル・カウンシルの招聘でニューヨークに滞在以降、ブルックリンにスタジオを構えて制作。2020年には東京にもスタジオを開設し、二都市で並行して制作を行う。
【川人綾(Aya Kawato)】
1988年、奈良県生まれ。京都府在住。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現修士課程、博士後期課程修了。幼少より神経科学を身近に意識しながら育ち、染織を学んだ背景を強みに、主にグリッド状のペインティングを制作する。2019年には、ロンシャン ラ メゾン銀座において、壁面全体を使用した大胆なインスタレーションも手がけた。近年の主な個展に「Controlled / Uncontrolled」(Pierre-Yves Caër Gallery、パリ、2019年)、「織(Ori)Scopic」(イムラアートギャラリー、京都、2021年)など。
【小林優平(Yuhei Kobayashi)】
1990年生まれ。東京都在住。写真や版画などの印刷メディアをメインに使用し、日本独自の文脈における写真芸術の歴史について、ロウカルチャーの引用を交えながら表現している。主な展覧会に「Lavender Opener Chair」(2021年)、「Mumei」(2020年)、「NADA Miami 2018」などがある。
【SHIMURAbros】
ユカ(1976年生まれ)とケンタロウ(1979年生まれ)による姉弟ユニット。 平成21年度文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞。以降、カンヌ及びベルリン国際映画祭での上映をはじめ、国内外の美術館で展示を行い、近年では恵比寿映像祭への出品や、NTU CCA Singaporeのレジデンスプログラム参加など、活動の場を広げている。2017年には『ArtReview Asia』誌の「A Future Greats」に選出。平成26年度ポーラ美術振興財団在外研究助成を得て拠点をベルリンに移し、現在はオラファー・エリアソンのスタジオに研究員として在籍し活動する。
【二艘木洋行(Hiroyuki Nisougi)】
1983年、山口県生まれ。神奈川県在住。中解像度(1辺が500〜1000ピクセル程度)のペイントツール(お絵描き掲示板)とペンや油彩、スプレーなどの画材を探索的に駆使することで、ひとつの平面上に新たな視覚的クオリティーを描き出す。イメージを構成する描線や筆触などの一つ一つの要素に対して、デジタルの描画プロセスに人為的なエラーや偶然性を呼び込み、あるいは逆に油彩の描写にデジタルネイティブの手技を代入することで、平面の内部にコンポジションの構成と綻びが複層的に現れる。
【藤崎了一(Ryoichi Fujisaki)】
1975年、大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。素材への深い知識と好奇心に自身の「身体性」と素材のもたらす「現象」という要素を掛け合わせることで、既知の素材を一気に飛躍させた表現へと昇華させる作品を発表。立体・写真・映像など、幅広いメディウムを用いて展開。2020年にEmerging Photographer of the Year Awardファイナリスト受賞(英国)、sanwacompany Art Award / Art in The Houseファイナリスト受賞など、国内外で注目を集める。
【前田沙希(Saki Maeda)】
1993年、福井県生まれ。2015年京都芸術大学美術工芸学科油画コース卒業。個展に2017年「DUAL BLUE」(GALLERY TOMO ITALY, MAG/イタリア)、2021年「convergence-boundary」(Artist-in-Residence賀茂なす/京都)等。日常の中で感じ取る物事の相対性や対比を、ペインティングナイフのみを利用して、トライアングルのフォルムに表現する。
【ユアサエボシ(Yuasa Eboshi)】
1983年、千葉県生まれ。千葉県在住。2005年に東洋大学経済学部卒業。大学卒業後に就職した金融関係の会社が倒産、その後画家になることを決意し美術学校に進学する。大正生まれの架空の三流画家、ユアサ ヱボシ(1924〜1987年)に擬態し、当時のシュルレアリスムの雰囲気をたたえた作品を制作。この架空の作家の人生を巧妙に組み立て、そこに作品を当てはめていく創作を行う。主な展覧会に、still life 静物」(ギャラリー小柳、2021年)などがある。主な受賞に2018年第10回絹谷幸二賞など。

●一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN)

●株式会社MAGUS(マグアス)

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