ニーズに合わせて選べる3タイプ

誕生50周年を迎えたロングセラーモデルがさらに進化 モチュール 300V 【CAR MONO図鑑】

1971年に世界で初めてエステル技術を活用した自動車用100%化学合成エンジンオイル「モチュール 300V」が誕生50周年を迎えるとともに、一段と進化した最新モデルをリリース。パフォーマンスを高めるだけでなく、環境にも配慮した新世代のエンジンオイルに仕上げられている。

REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

問い合わせ:モチュールジャパン
電話:0120-359-300

モチュール 300V……8360円(2L/税込)

 フランス・モチュール社のロングセラーエンジンオイル「300V」が大幅に改良され、新世代モデルへと進化した。

 厳選されたエステル添加剤と最高品質の合成基油を配合し、現代のエンジンに対応する新技術「エステルコアテクノロジー」を投入。これにより摩擦抵抗低減によるパフォーマンスの向上、高いせん断性による信頼性の向上を実現している。

 また、排気微粒子除去フィルターなどの排気ガス後処理システムに対応し、特にエタノールなどのバイオ燃料と互換性があるという。非化石再生可能材料を使用した有機ベースストックを使用することで環境への影響を抑え、製造プロセス中に発生するCO2排出量を25%削減している。

 ラインアップはニーズに合わせて選べる3モデルが用意されている。「POWER」はその名の通りエンジン性能の向上が期待できる仕様で、粘度は0W-8、0W-16、0W-20、0W-30、5W-30の5種類。「COMPETITION」はエンジン出力の向上と信頼性の確保を高次元でバランスさせたもので、粘度は0W-40、5W-40、5W-50、10W-40、15W-50の5種類。「LE MANS」は耐久レースやドリフトなど過酷なコンディションのモータースポーツにも対応する信頼性を重視したタイプで、粘度は10W-60、20W-60の2種類。

300V歴代モデル

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浜先秀彰

 個人のYouTubeチャンネル「カーグッズチャンネル」を開設。業界では珍しいカーグッズ専門のライター/エ…