三菱自動車が広州モーターショーで新型電動SUV「エアトレック」をワールドプレミア!

三菱自動車の中国における生産・販売合弁会社である広汽三菱汽車有限公司は、11月19日に開幕した広州モーターショー(開催は11月28日まで)において、SUVタイプの新型電気自動車「AIRTREK(エアトレック)」を世界初披露(参考出品)した。

70kWhの大容量バッテリーを搭載し、最大約520kmの航続距離を実現

「エアトレック」は“Electric(電気自動車の「電気」)” “Expanding(カーライフの「拡張」)” “Expressive(三菱自動車らしさの「表現」)”という3つのキーワードからなる「“e”-cruising SUV」というコンセプトを元にデザインされた。

フロントフェイスの「ダイナミックシールド」やテールゲートの六角形モチーフに代表される一貫した三菱自動車のデザインアイデンティティを取り入れ、機動力があり安定性が高い三菱自動車らしい走りを表現するスタイリングが与えられている。

インテリアは、開放感があり前方の視界がよく運転姿勢がつかみやすい水平基調のインストルメントパネルを採用。人が触れる部分にソフトパッドを採用して質感を向上させるとともに、ステッチを細部にまで多用するなど、高級で上質な居住空間を実現。また、ロングホイールベースと幅広い全幅により、ゆったりと過ごせる広々とした室内空間をいつ解した点特徴だ。

EVコンポーネントとしては、70kWhの大容量の駆動用バッテリーを搭載し、最大約520km(中国CLTC基準※)の航続距離を実現。バッテリーをフロア中央に搭載することで、低重心で理想的な前後重量配分としている。軽量高剛性なボディに、モーター、インバーター、減速機をひとつの軽量コンパクトなユニットにし、出力とトルクを向上させた駆動システムと組み合わせ、電気自動車ならではの力強く滑らかな走りと、キビキビとした操縦性を一層際立たせている。
※中国独自の自動車排ガス試験走行サイクル

三菱自動車の加藤隆雄社長は、エアトレックを次のように紹介している。
「新型『エアトレック』は、電気自動車を柱とする新エネルギー車によって環境対応を加速させる中国に向けた三菱自動車からの提案です。走行中のCO2排出量ゼロのEVでありながら、最大約520kmの航続距離を実現しています。車名の由来には自由に冒険をするという意味が込めてあり、その名のとおりアクティブなカーライフを是非お楽しみいただきたいと思います」

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