スズキが「はままつフラワーパーク」で電動アシストカート「KUPO(クーポ)」の試験運用を開始。歩行補助のほか乗って移動もできる

スズキの電動アシストカート、KUPO
スズキはこのほど、浜松市および公益財団法人浜松市花みどり振興財団と連携し、はままつフラワーパークでスズキが開発した電動アシストカート「KUPO(クーポ)」の試験運用を、11月29日から12月下旬まで実施すると発表。来場者にクーポでの園内移動を体験してもらい、利便性を検証する。

幅広いお客様から直接意見をうかがい、クーポや今後の商品開発に結び付けていく

クーポは、歩行を補助する電動アシストカートから、乗って移動できる電動車いすにもなり、生活を支援し歩く嬉しさを提案する「歩く・広がるモビリティ」として開発された活動支援モビリティ。2018年に初代コンセプトモデルを発表して以来、改良を重ね、現在のモデルは四代目を数える。

このクーポはまた、「一台で電動歩行補助具と電動車いすの機能を兼ねることや、プロトタイプの段階でモーターショーなどに何度か出展し、反響を参考にしてデザインを磨き上げ熟成の成果が伝わってくる。」と評価され、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2021年度グッドデザイン賞」において、「グッドデザイン金賞」(経済産業大臣賞)を受賞している。

スズキは体験試乗等を通して、スズキがお客様視点の多様な活動支援モビリティの開発に取り組んでいることを紹介するとともに、幅広いお客様から直接意見をうかがい、クーポや今後の商品開発に結び付けていく考えだ。

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