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ダンロップのオールシーズンタイヤ『シンクロウェザー』は夏タイヤ並のドライ・ウェット性能とスタッドレスタイヤ並の氷上・雪上性能を実現!?

ロサンゼルスドジャース・大谷翔平選手の活躍が凄まじい。常識を覆すような偉業を成し遂げたが、そんな大谷選手をCMに起用したことからも、ダンロップの並々ならぬ自信と意気込みが感じられる。 その名も『シンクロウェザー』。あらゆる天候、路面にシンクロ(同期)する新世代オールシーズンタイヤだ。

ゴムの技術を覆す新発明「アクティブトレッド」に注目

注目すべきは、従来のゴムの技術を覆す新発明「アクティブトレッド」だ。水と温度というふたつの外的要素に反応し、ゴムの性質が自在に変化するという。

具体的には、ウェット路面ではタイヤの表面が柔らかくなるため滑りにくく、アイスバーンでも柔軟性を保つことで、スタッドレスタイヤ並のグリップ力を発揮する。対して、水がない乾いた路面ではゴムが再結合し、タイヤの剛性感が蘇る。だから夏タイヤと変わらない性能を発揮できる。

ドライやウェット、雪上や氷上など、あらゆる路面にマッチするDUNLOP『シンクロウェザー(価格:2万1450円〜6万9630円/税込)』。スタッドレスと比べても遜色のない氷上ブレーキ性能、サマータイヤ以上のウェットブレーキ性能を発揮する。

水や温度に応じて性質が変化する画期的ゴムを採用

これまでサマータイヤはしっかりとしたゴム、スタッドレスは柔らかいゴムと、それぞれの路面に合わせて専用開発されていた。対して、アクティブトレッドは、ゴム自体の性質が外部環境に応じて自在に変化する。
タイヤのゴムはポリマーやカーボン、シリカや硫黄などさまざまな材料で構成されている。アクティブトレッドでは骨格材料であるポリマーを動きやすくすることで、ゴムの硬さを最適化しているというわけだ。

常温ではサマータイヤと同様の性能を持つが、水スイッチや温度スイッチを組み込むことであらゆる路面に最適化できるようになった。

積雪地帯での常用にはアイスナビ8がオススメ

この新技術により、サマータイヤ並みのドライ&ウェット性能とスタッドレスタイヤに匹敵する雪上、氷上性能の手に入れたシンクロウェザー。天候や路面を選ばずに走れる便利さや安心感はこの上ないものがある。
なお、シンクロウェザーは静粛性やライフについても、サマータイヤ同等以上の性能を実現してきている。従来のタイヤの常識を覆す、ダンロップの新発想タイヤ。この冬、一番の注目株といっても過言ではなかろう。

スタンダードオールシーズンのAS1は氷上路面には適さなかったが、シンクロウェザーはしっかり対応。冬用タイヤ規制時も走行可能なスノーフレークマークのほか、国際的な氷上性能テストに合格した証であるアイスグリップシンボルマークも刻印される。

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