日産「誰もが驚くような極秘の計画」…「プロジェクトX」とは!? 謎のティザーキャンペーン始まる

日産 エクステラ  ティザーイメージ
日産は、コンテンツクリエイターと提携し、SUV「エクステラ」の現代的再考と謳われているものに取り組んでいることがわかった。「プロジェクトX」と名付けられたこの計画は、今後11カ月をかけてティザーキャンペーンを展開、「SEMAショー2025」でワールドプレミアを予定している。

トヨタ4Runner に対抗する新しいSUVはSEMAショー2025で公開へ

日産 エクステラ 

詳細は不明だが、カーメディアに流れている情報によると、このプロジェクトを「現代的なスタイリング要素と最新のパワートレーンを取り入れた、最新のエクステラがどのような外観になるかを探るデザインスタディ」と表現した。

日産 エクステラ 

プロジェクトXは、熱狂的な日産愛好家のビデオクリエイターであり、自称ニスモアンバサダーでもある、ニック・レイモンド・シェール氏によってすでにインスタグラムで予告されている。ティザーイメージには、「#プロジェクトXがやって来ます。プロジェクトXって何ですか? 誰もが驚くような極秘の計画です! 今後11カ月間、私は今までに夢に描いた中で最もワイルドなことのひとつに乗り出します…しかし、誰もが欲しがるでしょう。プロジェクトXを実現するために特別な人々とチームを組んでいますが、参加したいスポンサーは歓迎します。もっとヒントを出すのが待ちきれません。またすぐにオフロードでお会いしましょう!」とメッセージが添えられている。

この「極秘計画」は量産モデルからは程遠いようだが、トヨタ「4Runner」 に対抗する新しいSUVになると予想される。

エクステラは、小型ピックアップトラック「フロンティア」をベースに、1999年に北米日産が発表、米国では2015年までの2世代を販売したあと生産中止となった。後に中東で 「X-Terra」としてブランド名を変更したが、北米向けではなかった。

今年初め、日産アメリカズの上級副社長兼最高企画責任者であるポンズ・パンディクティラ氏は、日産エクステラの新世代が「非常に積極的に検討されている」と明らかにしており、「プロジェクトX」によって、このビジョンが現実になる日が近づくことを期待したい。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…