12月16日に発売される新型三菱アウトランダーに緊急通報システム「SOSコール」が搭載!

三菱自動車はこのほど、12月16日に発売するクロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルのコネクティッドサービス「MITSUBISHI CONNECT」に、危険を感じた時や急な体調不良の際に専用のボタンを押すか、または万が一の事故でのエアバッグ展開時には自動でオペレーションセンターにつながる「SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付)」を採用すると発表した。

急病時や危険を感じた時に室内の「SOSコール」ボタンを押すことでヘルプネットオペレーションセンターにつながり、警察や消防への連携をサポート

SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付)は、急病時や危険を感じた時に室内の「SOSコール」ボタンを押すことでヘルプネットオペレーションセンターにつながり、警察や消防への連携をサポートする。また、万が一の事故発生時には、エアバッグ展開と連動して自動通報し、救助が必要と判断された場合は、車両情報に基づき、迅速に緊急車両などの出動要請を行う。それに加え、ドクターヘリなどの早期出動判断につなげるD-Call Netも対応している。

D-Call Netは、一般的にAACN(Advanced Automatic Collision Notification)と呼ばれる、車両のコネクティッド技術を活用した救急自動通報システムのひとつ。交通事故発生時に車両のデータを国内の事故データ約280万件をベースとしたアルゴリズムに基づき自動で分析、死亡重傷確率を推定し、このデータを全国724カ所の全消防本部と全国で43道府県・52機・61病院の協力病院に通報、ドクターヘリやドクターカーの早期出動判断につなげ、交通事故での救命率向上を目指すもの。

サービスの仕組みと流れは以下のとおり。
・エアバッグ連動による自動発報、または簡単な操作でヘルプネットオペレーションセンターに通報
・通報者と会話、状況を確認し、必要に応じ消防・警察に連絡
・会話と同時にデータを送信、発生場所、車両情報などを迅速に伝達
・正確な位置情報・車両情報により、救急車・パトカーが素早く現場に到着(ヘルプネットオペレーションセンターから消防本部やドクターヘリ基地病院に死亡重症率を連絡。必要に応じてドクターヘリも出動)

「MITSUBISHI CONNECT」は、三菱自動車が提供する人とクルマをつなぐコネクティッドサービス。万が一の時や、クルマと離れている時でも「快適」「安心」「つながる」機能により、カーライフをさらに便利にする先進のサービスだ。

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