アキュラ「RSX」が次世代BEVとして復活!プロトタイプの路上テストを開始!ASIMO OSを搭載する最初のプレミアムSUVへ!

ホンダの北米向けプレミアムブランドのアキュラは、ブランドの次世代EVとして「RSX」を復活させることを発表した。アキュラ・パフォーマンスEVコンセプトをベースとする新型RSXは、CES 2025で発表された新しい独自OS、ASIMO OSを搭載する最初のモデルとなる。

RSXが20年ぶりにアキュラブランドに復活

アキュラは、ブランドの次世代EVに「RSX」を復活させることを発表した。アキュラ・パフォーマンスEVコンセプトをベースとする新型RSXは、ホンダが開発した新しいEVプラットフォームを採用した最初のモデルとなり、CES 2025で発表された新しい独自OS、ASIMO OSを搭載する最初のモデルとなる。この電気自動車のプレミアムSUVは、オハイオ州に今年設立予定のホンダEVハブで生産される最初のEVとなる予定だ。

次世代「RSX」は今週から実環境下での開発テストが開始され、プロトタイプモデルがグローバル・アキュラ・デザインチームがデザインしたユニークなカモフラージュラップ纏って走行した。
アキュラ・デザインチームがデザインしたカモフラージュは、洗練されたパターンでクーペのような流線型のシルエットが強調され、カモフラージュから差し込む光を模したパターンで、落ち着き、強さ、内なる力が表現されている。

オハイオ州にホンダEVハブが設立されることで、内燃エンジン車、ハイブリッド車、電気自動車を同一の製造ラインで生産する柔軟性が確立される。ホンダは、メアリーズビル自動車工場、イースト・リバティー自動車工場、アンナ・エンジン工場の設備を再整備し、人間に優しく、環境に配慮した製造レイアウト、プロセス、素材に重点を置き、最高レベルの品質、効率性、顧客価値を実現する車両生産へのアプローチを再考している。

ホンダEVハブは、オハイオ州でのEV生産開始まで1年を切っており、すでに大規模な設備更新作業が本格的に進められている。その一例として、インテリジェント・パワー・ユニット(IPU)のケースをメガキャストするための6,000トン高圧ダイキャストマシンが、アンナエンジン工場に6台設置される予定とされている。IPUは、EVバッテリーを収納し、車両プラットフォームの一部として機能する。開発中のIPUケースは、ホンダがこれまでダイキャストしたものよりもはるかに大きく、メガキャスティングはホンダにとって世界的な新たな能力となる。

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