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くすみを消して黒々と! 重ね塗りでキズ埋め効果も!!
ボディを始めとする外装に比べると、内装のケアは基本的にシンプル。ホコリを払い、ゴミを吸い取って、汚れを拭き取る3ステップが一般的だろう。
ただし、最近のクルマに採用が増えているツヤを伴う飾りパネルは例外だ。他の一般的な内装同様にゴシゴシ拭いたりしようものならキズだらけになってしまう。
とかく注意が必要なのは、ピアノブラックと総称されることが多い黒光りの樹脂パーツ。もともと深い黒の色合いだけに、小キズさえも目立ちがち。それでいて、手が触れる部位に配されることが多いために皮脂汚れもつきやすく、地色が黒だけにその汚れもより目につく。高級感演出に役立つ反面、維持管理は繊細だ。
だからこそ、こういったケースではやはり専用ケア品を使いたい。ここで紹介する製品などは、クリーナー効果はもちろん、ツヤの復活にもつながり、さらには汚れの再付着も防ぐなど、利点も数多い。傷みが目立つ部位はもちろん、良好な状態を維持するための予防策としても役立ってくれる。

8ml入りの液剤ボトルのほか、10cm四方の専用クロス2枚が付属。使用液材料はほんのちょっとで十分。この容量ながら、ヴェルファイアクラスを約30台分施工できる。

なかなか消えない灯油のニオイも消臭&マスキング効果で抑え込み!
車内のニオイは、載せるモノに端を発する。とはいえ、釣りを始めとするよっぽどのレジャー用ならまだしも、日用使いで発生する程度のニオイなら、一般的な消臭芳香剤で十分カバーできる。それほどの大きな悩みにはつながりにくい。
けれど、灯油となると話が別。ごく少量でもそのニオイは根強く、揮発するとはいっても相当に後残りする。
冬場のこの時期ともなれば、暖房器具用に自ら買い出しが必須なご家庭も多いだろう。灯油タンクは、満タンともなれば相当な重量になるだけに、当然運搬にあたってはマイカーの出動が欠かせない。
たとえ明らかなこぼれは防げたとしても、ちょっとした飛散液でニオイの禍をもたらすのだから困ったもの。カバーした状態で車内に載せても、そのカバーに飛散液がついていれば、輸送中の揺れや振動で車内のどこかに接触し、ニオイ移りするリスクが生じる。
完璧なる密閉輸送は難しい。でも、だとすれば、ニオイがついてしまった後の備えを準備しておけばいい。
バリエーション豊かな洗車用品を揃えるプロスタッフでは、こんなニッチな用途にも専用品を用意している。消臭作用の高いポリフェノール系天然消臭剤に加え、灯油臭を抑え込むマスキング香料を配合するその専用品は、スプレーとウェットシートという二形態で展開されている。

容量は250mlのたっぷりサイズ。カーペット地などのほか、フローリングや床などに付着したニオイにも効果的だ。

約330×220mmと大きさも十分。ワンパッケージで10枚入りとなる。厚みもあるクロス時だけに、折り畳んで使えばクッション効果もあり、拭き応えもある。
ともに石油用溶剤は使われず、手肌にやさしい中性タイプとなる。灯油を愛車に載せる機会が多い人などは、1シーズンに1つずつ、車内に常備しておくと安心だ。もちろん、車外でも使えるだけに、冬場を通して活躍してくれるだろう。