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携行トイレがこんなに便利に!? キャンプや車中泊はもちろん災害時や雪や渋滞でクルマに閉じ込められた時にも使える!椅子や踏み台にもなる?

地震や洪水などの災害時、体育館などへの避難を余儀なくされた被災者がいちばん困ってしまうのがトイレだという。下水道や電気などのライフラインが寸断されると、当然のことながら水洗トイレは使用不可能。しかし人間の生理現象は止まらないので、何処かでイタさなければならないのだが、場所と後処理は事前にしっかり考える必要があるのだ。実はこれ、車中泊やロングドライブなどでも同様の問題が起こることがあるのだ。たとえば高速道路上で大渋滞にハマった際、必ずしもすぐそばに公衆トイレがあるとは限らない。そんな時、救世主になってくれるのが携行トイレなのである。

トイレ以外の活用法も重要なチェックポイント

実のところ、緊急で用を足さなければならない“非常時”には、ビニール袋と凝固剤、そしてプライベートな空間さえあれば最低限対処できるが、しっかりとした便座があればより平常心で用が足せるというもの。ここに紹介している携行トイレは、平常時にはイスや踏み台、ゴミ箱などとしても活用できるフェーズフリー設計。また未使用時にはコンパクトに折り畳めるので、車載常備品としてもお勧めなのである。“イザ”というときに備えておけば、いつかきっと役に立つ日が来るはずだ。

平常時はイスや踏み台として、非常時は携行トイレとして大活躍

セイワの『ポータブルトイレ+簡易トイレ10 IMP309』は、未使用時にはコンパクトに折り畳むことができ、展開すると便座の高さが42cmの非常用トイレとしてはもちろん、イスや踏み台、ゴミ入れなどとしても重宝する携行トイレなのだ。またトイレ10回分の排泄袋と凝固剤、収納袋が付属。非常時にはいつでもトイレとして活用できる。

SEIWA『ポータブルトイレ+簡易トイレ10 IMP309(実勢価格:6980円前後/税込)』の本体質量は約3.8kgで、折り畳んで持ち運べる収納袋が付属。車内にも目立たず収納できる。
フタ部分の耐荷重は約100kgで踏み台としても活用できる。クルマでは洗車時などで便利に使える。
便座の高さは約42cmで、フタを閉じればイスや物置台、コンテナとしても使える。

折り畳んだ状態でも使用でき、7段階の高さ調整が可能な携行トイレ

慶洋エンジニアリングの『どこでも安心安全トイレ』は7段階の高さ調節ができ、クルマのシートに座った状態でも使用可能な携行トイレ。災害時だけでなく、道路渋滞やアウトドアキャンプ、車中泊でも活躍してくれるのだ。セットには本体とトイレ5回分の汚物袋、防臭袋、凝固剤が付属。また、外からの目線をガードできるポンチョ付きで、テントや目隠しがない状態でも安心して使用できる。

KEIYO『どこでも安心安全トイレ(価格:6980円/税込)』は、ホワイトとブラックの2色をラインアップ。
収納時は高さ約8cm、展開すると最大33cmまで計7段階の高さ調節が可能。たとえば座席に座った状態でも使用できるのだ。

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