1人就寝に特化!停車中でも家電が使える軽キャンパー「給電BASE」で旅をしよう!【東京オートサロン2025】

オートワンの軽キャンパー「給電BASE」
軽キャンパーの手軽さと実用性を兼ね備えたオートワンの「給電BASE」。スズキ・スペーシア・ベースをベースに、停車中でも家電が使える充電システムを搭載し、1人就寝に最適な設計となっている。40Wソーラーパネルや700Wインバーターを標準装備し、オプションも豊富。リモートワークや趣味の拠点としても活用できる一台だ。

TEXT&PHOTO:塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)

アウトドアから災害時まで頼れる電装系装備

軽キャンパーからより大きなキャンピングカーへの乗り替えという話は珍しくない。購入費用を抑えられるだけでなく、維持費、駐車や取り回しの良さなどの利点がある一方で、2人で車中泊をしたり、食事をしたりすると狭いのは致し方ないだろう。逆に1人就寝に特化したモデルであれば、より気軽に趣味などを楽しむ相棒になり得る。オートワンの軽キャンパー「給電BASE」もそんな1台だ。

40Wソーラーパネルを標準装備し、オプションで薄型100Wソーラーパネルへの変更も可能

神奈川相模原市のオートワンは、「給電くん」や「愛犬くん」など軽キャンパーを中心としたラインナップでよく知られている。充電システムにこだわり、走行充電システムやサブバッテリー、ソーラーパネル、インバーターなどを搭載し、車中泊も含めたアウトドアなどでの使用や万一の災害時にも対応するモデルを送り出している。スズキ・スペーシア・ベースを架装した「給電BASE」も停車中でも家電が使える、その名のとおり給電にこだわった軽キャンパーだ。

助手席側で就寝しながら運転席側で作業などができる

停車時でも40Wソーラーパネルでサブバッテリー(55A)に充電可能で、ほかにも走行充電システム、外部100V電源(車外でも利用可能)、入・出力コンセント、サブバッテリーボルトメーター、就寝用ベッドマット、700Wインバーターを標準装備している。就寝時は助手席側をフラットにすることで、1人での就寝に対応。就寝スペースは、長さ2050×幅560mm。ほかにも脱着式テーブルなどを用意している。

オートワンの軽キャンパー「給電BASE」

オプションでFFヒーター、カーテンフルセット、バッテリーチャージャー、サイドオーニング、防虫ネット、天井LED照明、薄型100Wソーラーパネルへの変更、70Aもしくは100Aのサブバッテリーへの変更、1200Wもしくは2000Wインバーターへの変更など、使い方に合わせた装備を設定している。

リモートワークの基地としても使用できる

なお、価格(税別)は198万8000円〜(展示車の車両本体価格は245万9600円で、フルオプション込みで総額390万2910円)。スペーシア・ベースの「GF」、「XF」グレードに対応し、2WD/4WDから選択できる。1人で旅や趣味などを気軽に楽しみ、普段使いは軽自動車としてもちろん使える機動性の高さも魅力といえるだろう。

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著者プロフィール

塚田 勝弘 近影

塚田 勝弘

中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー…