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従来品「ブルーアース711L」に迫る低燃費性能と、従来品「ZEN 702ZE-i」を上回る耐摩耗性能、耐偏摩耗性能およびウェット性能を実現
「ブルーアース722L」は高速道路などの幹線道路を長距離走行する割合の高いユーザーの輸送コスト削減に貢献するため、低燃費性能を大幅に進化させながら、背反する耐摩耗性能と耐偏摩耗性能も高次元で両立させたタイヤ。
開発にあたっては同社のトラック用タイヤ史上最高の低燃費性能を誇る「ブルーアース711L」のトレッドパターンを応用し、コンパウンドには原料を最適配合した低燃費コンパウンドを採用。これにより「ブルーアース711L」に迫る低燃費性能を実現した。
耐摩耗性能、耐偏摩耗性能およびウェット性能については従来品「ZEN 702ZE-i」を上回る性能を実現している。また、摩耗が進んでもサイプが多く残るトレッドパターンを採用することで摩耗後のウェット性能を確保。濡れた路面での発進や停止などでも優れたトラクション性能を発揮し、新品時から摩耗時まで「安全運行」に貢献する。
横浜ゴムは昨年11月から自動運転トラックの開発などを行う（株）T2のレベル4自動運転（※1）トラックによる幹線輸送（※2）サービス実現に向けた公道実証実験に参画。「ブルーアース722L」を使用したタイヤ検証を実施している。
※1：特定の走行環境条件を満たす限定された領域において自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態
※2：長距離輸送における主要な輸送路や輸送ネットワークを通じて大量の貨物を効率的に運ぶこと
横浜ゴムはトラック・バス用タイヤ事業強化の一環として、世界的に進むEVシフトや自動運転車両向けの技術・商品開発を加速するとともに、新たなタイヤソリューションサービスの確立を推進し、持続可能な物流の実現に貢献していく方針だ。
新開発のトレッドパターンとコンパウンド
摩耗時も優れた性能を確保する設計
性能比較データ
「ブルーアース722L」サイズラインナップ
