
電気自動車のi5をはじめ、セダンとワゴン車種は「エネルギー消費を削減する数々の技術的進歩」の恩恵を受けて改善されることになる。この「技術的進歩」には、最適化されたホイールベアリング、低転がり抵抗タイヤ、およびシリコンカーバイド半導体部品の使用が含まれており、これらの改良により、一部のモデルでは航続距離が最大29マイル(47km)増加することになる。

さらに、i5 M60 xDriveにはM Sport Proパッケージが装備されるようになり、通常の5シリーズには、Harman Kardonオーディオシステム、アンビエント・ライティング、インタラクションバーなどが標準装備される。
2シリーズのグランクーペ・シリーズは、嬉しいことに4月に2つの新しいバリエーションの追加で拡大される。まずお得なエントリーグレードとなる216グランクーペの導入で、これには7速デュアルクラッチトランスミッションに接続された、最高出力122ps、最大トルク230Nmを発揮する1.5L 直列3気筒エンジンが搭載されており、0-62mph(0-100km/h)まで9.9秒で加速する。
さらに、マイルドハイブリッド技術を採用した直列4気筒エンジンを搭載した223 xDriveグランクーペも登場する。BMWはこれについて多くを語っていないが、このモデルは総合出力218ps(160kW)を発揮し、6.4秒で時速62マイル(100km/h)に達することができるものと思われる。
X3には、3.0L 直列6気筒ディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドテクノロジーが搭載されたX3 40d xDriveが5月に発売される予定となっている。これは総合出力303ps(223kW)、最大トルク670Nmを誇る最もパワフルなディーゼルモデルとなり、0-100km/hを5.4秒で加速、最高速度は245km/hに達するという。
そのほかの情報では、XMおよびX1、2シリーズ アクティブツアラー、7シリーズのプラグインハイブリッドバージョンにおいて、AC充電速度が7.4kWから11kWへと、ほぼ倍増される予定だ。この変更は3月に実施され、充電時間が「大幅に短縮」されることになる。
さらに、X1および2シリーズ アクティブツアラーに新しいタイヤ修理キットと新しいホイールが提供されるほか、X5とX6にはアダプティブ・マトリックスLEDヘッドライトが搭載、X7にはパーキング・アシスタント・プロフェッショナルが追加される。
最後に、M5には、2つの新しい室内装飾オプションと、3D効果のある高光沢ブラックのアクセントが提供される予定だ。
これらの変更のいくつかは、日本市場の同モデルにも順次アップデートされると予想されるため、期待したい。




