「A4」後継モデルとして昨年デビューした新生「A5」シリーズは、これまでのクーペ、コンバーチブル、スポーツバックに加え、新たにアバントが導入されており、最強RSにもラインナップされる。

2026年型アウディRS5は、そのパフォーマンスの血統を反映した大胆でアグレッシブなデザインを特徴としている。新型では、先代の流線型のラインと力強いスタンスを継承しながら、フロントエンドには、大きな吸気口や鋭角で目立つシングルフレームグリルを装備。そのほか、幅広のトレッド、フェンダー、足回りには、巨大なクロスドリルブレーキローター、RSの特徴的な大径の楕円形エキゾーストパイプがインストールされるなど、通常のA5アバントではなくRS 5アバント用であることが分かりる。

また、このプロトタイプのフロントウインドウには、電圧警告のイエローステッカーが貼られているほか、燃料注入口キャップと充電ポートも装備されており、プラグインハイブリッドパワートレインを備えていることを示している。

心臓部には、アウディのパフォーマンスと効率性への取り組みを体現する高出力の2.9L V型6気筒エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドパワートレインが予想され、最高出力は、ライバルのメルセデスAMG「C63S Eパフォーマンスの671psに匹敵するとさえ噂されている。さらにAMGの直列4気筒では体験できないV6サウンドなど、パフォーマンスだけでない魅力も満載だ。

RS5シリーズは、2025年後半にワールドプレミアされることが有力視されている。









