最新作Nuriは、ウズベキスタンの歴史からインスピレーションを得た濃い青色で塗装
ポーランドを拠点とするチューナー、「Carlex Design」(カーレックスデザイン)は、メルセデス・ベンツ「Gクラス」特注の最新カスタムを公開した。

同ブランドは、長年にわたり、精巧にデザインされた内装と華やかな外装を備えた、エキゾチックカーをさらに特別な作品へと変身させてきた。最近、同社は「One of One」プロジェクトでまったく新しいレベルに到達し、高級なだけでなく、贅沢さと豪華さに満ちた特注のメルセデス・ベンツGクラスを完成させた。

「Nuri」と名付けられた至極のGクラスは、完成まで18ヶ月を要する。同ブランドで最も精巧に作られた作品の一つが、昨年発表され、最近アラブ首長国連邦の所有者に届けられた特注のGファルコンだ。このGクラスは、アラブ世界の鷹狩りの豊かな歴史を祝うために設計され、太陽の下で輝く素晴らしい外装仕上げが特徴となっている。
そのハイライトはルーフだ。同ブランドの熟練した職人の一人が、ハヤブサの詳細な壁画を手彫りし、描いている。キャビンも同様で、深みのある栗色のレザーと黒のアルカンターラを特徴とし、センターコンソールとドアパネルには複雑な切り込みが施されている。
今回のワンオフ「Nuri」にも同様に複雑な改造が施されている。濃い青色で塗装されており、ウズベキスタンの歴史からインスピレーションを得ているという。これには、ウズベキスタンのモザイクと、本物のサファイアの粉末を含むペイントが施されたルーフが含まれている。また内装も同様に豪華で、金色のアクセントが付いた青と白のレザーがふんだんに使われているという。
最新のコレクションには「Yellow Dragon」が存在しており、これは中国の神話と、強さ、権力、繁栄、成功を象徴する黄龍にインスピレーションを得ているという。ルーフに描かれた龍の壁画と彫刻は、アジアの他のGクラスだけでなく、世界中の他の クラスとも一線を画していると言っていいだろう。


















