純正より早く出た!電動ダッジ「チャージャーデイトナ」、これが初のワイドボディキットだ

ダッジ チャージャー デイトナ ワイドボディキット by Waido Kits
最新世代でEVとなったダッヂ「チャージャー」。今後ダッヂからワイドボディ版が発売される可能性が高いが、それより先にアメリカのチューナーがワイドボディキットを販売しそうだ。

次世代の電動アメリカンマッスルカーを代表するモデル、「チャージャーデイトナ」初となるワイドボディキットが公開された。

チャージャーデイトナは、ダッジのチャレンジャー/チャージャーがフルモデルチェンジで統合したEVモデルだ。現在2ドアクーペと4ドアセダンがラインナップされている。

ダッジ チャージャー デイトナ ワイドボディキット by Waido Kits

完全電動のダッジ チャージャー デイトナが好きでも嫌いでも、このクルマがブランドにとって非常に重要なモデルであることは事実だ。また、前モデルと同様に新しいチャージャーもアフターマーケットシーン全体で多くの支持を得ることは間違いない。

将来的には、ダッジが純正のワイドボディ「チャージャー」を提供する可能性があるが、それに先立ち初のキットが登場した。

リリースする企業は米国に拠点を置く「Waido Kits」(ワイドキット)だ。同社は、すでにテスラ「サイバートラック」、フォード「エクスプローラー」、ジープ「グランド チェロキー」、旧世代のダッジ「チャージャー」および「チャレンジャー」モデルのアップグレードを提供している。そして今回、電気自動車チャージャーデイトナの劇的なワイドボディ・コンバージョンをレンダリングでプレビューした。

ダッジ チャージャー デイトナ ワイドボディキット by Waido Kits

ワイドボディパッケージはより目立つフロントスプリッターを装備しているほか、新しいフロントクォータパネル2つが見てとれる。さらに新しいサイド スカートも設計し、フレアリヤクォーターパネル2つが取り付けられている。通常のチャージャーデイトナと比べて車幅がどのくらい広いかは不明だが、このフレアアーチによりより堂々とした印象になっている。

もちろん、リヤセクションも改良が加えられ、新しいディフューザーと固定式リアウィングが追加された。ディフューザーを含むワイドパーツの一部は鍛造カーボンファイバー製で、ドラマチックな外観に仕上がっている。また、レンダリングに登場したチャージャーには、鍛造カーボンエアロディスク付きのカスタムホイールも装着されているようだ。

この最新ワイドキットの価格は未発表だが、参考まで過去のキットを調べると、同社の前世代チャージャーのワイドボディセットアップはわずか1790ドル(約28万円)、チャレンジャーキットが2090ドル(約32万円)で、最も高いテスラ「サイバートラック」用が9990ドル(約155万円)となっている。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…