こりゃ何だ? 謎の6枚ドア版メルセデス・ベンツ Eクラスの正体が判明!

メルセデス・ベンツEクラス ストレッチリムジン 予想CG
先日、メルセデスベンツ Sクラスよりはるかに長い、6枚ドアを持った謎のEクラスのプロトタイプ車両が目撃されたが、このたびその正体が判明した。加えてこの車両の最終デザインも大予想してみた。

メルセデス・ベンツEクラス ストレッチリムジン 予想CG

先ごろ目撃された、GLSが存在しない世界線で作られたかのように見えるこのストレッチリムジンは、実は1936年に創立されたドイツの老舗コーチビルダー、Binz(ビンツ)が手がけた1台だった。ビンツは、メルセデスをベースにしたストレッチリムジンをはじめ、救急車、指揮車両、政府用モデルに改造することを専門としており、さながら“メルセデス・ビンツ”といったところか。また同ブランドは、葬儀用車両の製造でも長い歴史を持っている。

メルセデス・ベンツEクラス 

過去にビンツ製6ドアEクラスが目撃されたのは、2010年が最後だったように思われる。ベースとなった第3世代Eクラスは3.7フィート(1.13m)延長され、全長は19.6フィート(5.98m)にストレッチされていた。センターコンソールで区切られた2列目のキャプテンシートを含む3列のシートが特徴で、カスタマイズのオプションは事実上無限、装甲板も提供されていた。

第6世代Eクラスをベースとする最新のストレッチリムジンでは、フラッシュマウントユニットの新しいドアセットアップが取り付けられるのも特徴だ。

ベースのセダンは直列4気筒+マイルドハイブリッドがメインとなっているが、ストレッチリムジンでは3.0L 直列6気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッドが搭載される可能性もあるだろう。

Eクラス超ストレッチリムジンの発売は2025年内に計画されている。

キーワードで検索する

著者プロフィール

APOLLO 近影

APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…