目次
以下の10車種は弊メディアが実車オーナーに向けて実施している『モーターファン ユーザーアンケート』などをもとに選出したものです。特長や短所はアンケートに寄せられたユーザーの回答などをもとにまとめています。また、中古車価格は諸経費込みの、いわゆる「コミコミ価格」となっています。なお、掲載順は何らかの順位を意図したものではなく順不同、便宜的なものとご了承くださるようお願いいたします。型式認証不正該当車種については選外としています。

1:トヨタ クラウン アスリート (14代目/210系)(2012~2018年)/ 豪華なセダンを求める方に最適

当時新車価格帯:約400~550万円
2025年3月現在中古車価格帯:109~394万円
平均中古車価格:251.5万円
おすすめグレード:アスリート G
全長×全幅×全高(㎜)=4895×1800×1450
ホイールベース(㎜)=2850
エンジン:3.5ℓ V型6気筒DOHC
駆動:FR
最高出力:315ps(232kW)/6400rpm
最大トルク:38.4kgm(377Nm)/4800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:8AT
車重(kg):1650
燃費:9.6km/L(JC08モード)
新車当時価格:575万円
※2012年発売当時のスペック
特長:上質な走行性能と豪華な内装。安全性能が充実。高級感と走行性能が優れており、安定した走行が可能。
短所:燃費はあまり良くなく、メンテナンスコストも高め。

2.:日産 スカイライン (13代目/V37系)( 2014年~)/ スポーティな走行性能を重視する方におすすめ

新車価格帯: 約380~550万円
2025年3月現在中古車価格帯:74~1180万円
平均中古車価格:627万円
おすすめグレード:350GT ハイブリッド
全長×全幅×全高(㎜)=4790×1820×1440
ホイールベース(㎜)=2850
エンジン:3.5ℓ V型6気筒DOHC+モーター
駆動:FR
最高出力:306ps(225kW)/6800rpm
最大トルク:35.7kgm(350Nm)/5000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:7AT
車重(kg):1760
燃費:18.4km/L(JC08モード)
新車当時価格:449.61万円
※2014年発売当時のスペック
特長:スポーティな走行性能と優れた走行安定性。ドライビングダイナミクスが良好で、日常使いでも楽しい走行が可能。
短所:後部座席のスペースがやや狭い。400RやNISMOといった限定車などはプレミアム価格は当たり前で、高性能だが価格も高い。このあたりの車種を除けば手ごろな価格の個体は多い。

3. BMW 3シリーズ (6代目/F30)(2012~2019年)/ プレミアムな走行性能を求める方に最適な選択

当時新車価格帯: 約400~600万円
2025年3月現在中古車価格帯:60~369万円
平均中古車価格:214.5万円
おすすめグレード:328iスポーツ
全長×全幅×全高(㎜)=4625×1800×1440
ホイールベース(㎜)=2810
エンジン:2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボ
駆動:FR
最高出力:245ps(180kW)/5000rpm
最大トルク:35.7kgm(350Nm)/1250~4800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:8AT
車重(kg):1560
燃費:15.2km/L(JC08モード)
新車当時価格:586万円
※2012年発売当時のスペック
特長:高級感のある内装と素晴らしい走行性能。スポーティでありながら快適なドライブを提供。
短所:燃費が悪く、後部座席は狭め。

4:アウディ A4 (5代目/B9系)( 2016年~)/ 高級感と走行性能を重視する方にはこれ

新車価格帯: 約400~700万円
2025年3月現在中古車価格帯:130~636万円
平均中古車価格:383万円
おすすめグレード:2.0 TFSI クワトロ
全長×全幅×全高(㎜)=4735×1840×1430
ホイールベース(㎜)=2825
エンジン:2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボ
駆動:フルタイム4WD
最高出力:252ps(185kW)/5000~6000rpm
最大トルク:37.7kgm(370Nm)/1600~4500rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:7AT
車重(kg):1660
燃費:15.5km/L(JC08モード)
新車当時価格:597万円
※2016年発売当時のスペック
特長:卓越したハンドリングと静かなキャビン、伝統のクワトロAWD。安定した走行性能と高品質なインテリア。
短所:価格がやや高めで、後部座席は狭い。

5:メルセデス・ベンツ Cクラス (4代目/W205型)(2014~2021年)/ 高品質な内装と快適性を求める方に最適

当時新車価格帯: 約400~650万円
2025年3月現在中古車価格帯:119~546万円
平均中古車価格:332.5万円
おすすめグレード:C 200 アバンギャルド
全長×全幅×全高(㎜)=4690×1810×1435
ホイールベース(㎜)=2840
エンジン:2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボ
駆動:FR
最高出力:184ps(135kW)/5500rpm
最大トルク:30.6kgm(300Nm)/1200~4000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:7AT
車重(kg):1540
燃費:16.5km/L(JC08モード)
新車当時価格:524万円
※2014年発売当時のスペック
特長:高級感ある内装と優れた安全技術。乗り心地が良く、長時間のドライブも快適。
短所:乗り心地がやや硬めで、メンテナンスコストが高い。

6:スバル レガシィ B4 (6代目/BN系)( 2014~2020年)/ 安全性と安定性を重視する方におすすめ

当時新車価格帯: 約300万円~400万円
2025年3月現在中古車価格帯:51~230万円
平均中古車価格:140.5万円
おすすめグレード:ベースグレード
全長×全幅×全高(㎜)=4795×1840×1500
ホイールベース(㎜)=2750
エンジン:2.5ℓ 水平対向4気筒DOHC
駆動:フルタイム4WD
最高出力:175ps(129kW)/5800rpm
最大トルク:24.0kgm(235Nm)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
トランスミッション:CVT
車重(kg):1530
燃費:14.8km/L(JC08モード)
新車当時価格:286.2万円
※2014年発売当時のスペック
特長:全輪駆動(AWD)で安定した走行性能、先進的な安全装備。悪路でも安定した走行が可能で、雪道や雨の日も安心。
短所:デザインが保守的で、内装の品質がもう少し改善されていると良い。

7:プジョー 508 (2代目/R83・R82型)(2018~2024年)/欧州車の粋とスタイリッシュなデザインを重視する方に

当時新車価格帯: 約400~550万円
2025年3月現在中古車価格帯:195~450万円
平均中古車価格:322.5万円
おすすめグレード:GT BlueHDi
全長×全幅×全高(㎜)=4750×1860×1420
ホイールベース(㎜)=2800
エンジン:2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボ
駆動:FF
最高出力:177ps(130kW)/3750rpm
最大トルク:40.8kgm(400Nm)/2000rpm
使用燃料:軽油
トランスミッション:8AT
車重(kg):1630
燃費:18.3km/L(JC08モード)
新車当時価格:492万円
※2018年発売当時のスペック
特長:洗練されたデザインと安定した走行性能。内装が高級感あり、静かなドライブが楽しめる。
短所:ディーゼルエンジンは音や振動が気になることがある。日本ではマイナー車種なのでメンテナンスに手間と金がかかることも。

8:トヨタ カムリ (AX70系)(2017~2023年)/高い実用性と快適性を求める方に最適

新車価格帯: 約350~500万円
2025年3月現在中古車価格帯:157~500万円
平均中古車価格:328,5万円
おすすめグレード:G
全長×全幅×全高(㎜)=4885×1840×1445
ホイールベース(㎜)=2825
エンジン:2.5ℓ 直列4気筒+モーター
駆動:FF
最高出力:178ps(131kW)/5700rpm
最大トルク:22.5kgm(221Nm)/3600~5200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
トランスミッション:CVT
車重(kg):1570
燃費:28.4km/L(JC08モード)
新車当時価格:349.92万円
※2017年発売当時のスペック
特長:優れた燃費性能と快適な走行。静かな乗り心地で、長距離ドライブも疲れにくい。
短所:走行性能はやや平凡。スポーツカーには及ばないが悪くはない。徐々に中古車価格が高騰の兆しを見せているので、今が買い時か?

9:ボルボ S60 (2代目/FB・FD型)(2011-2019年)/ 安全性能を重視しつつ、エレガントなデザインと快適な乗り心地を求める方に

当時新車価格帯: 400~600万円
2025年3月現在中古車価格帯: 34~200万円
平均中古車価格:117万円
おすすめグレード:T6 AWD SE
全長×全幅×全高(㎜)=4630×1845×1480
ホイールベース(㎜)=2775
エンジン:3.0ℓ 直列6気筒DOHCターボ
駆動:フルタイム4WD
最高出力:304ps(224kW)/5600rpm
最大トルク:44.9kgm(440Nm)/2100~4200rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:6AT
車重(kg):1770
燃費:8.5km/L(JC08モード)
新車当時価格:519万円
※2011年発売当時のスペック
特長:洗練されたスカンジナビアンデザインの外装と内装、世界的に評価の高い安全性。乗り心地と快適性が優れており、静音性も高い。
短所:一部モデルで燃費性能は平均より下回るものの悪くはない。メンテナンスコストが高め。

10. フォルクスワーゲン パサート (6代目/B8型)(2015~2023年)/ 特に高速道路と長距離移動が多い燃費重視の方に

当時新車価格帯: 約400万円~500万円
2025年3月現在中古車価格帯:149~426万円
平均中古車価格:287.5万円
おすすめグレード:2.0 TDI Highline
全長×全幅×全高(㎜)=4785×1830×1470
ホイールベース(㎜)=2790
エンジン:2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボディーゼル
駆動:FF
最高出力:190ps(140kW)/3500~4000rpm
最大トルク:40.8kgm(400Nm)/1900~3300rpm
使用燃料:軽油
トランスミッション:6AT
車重(kg):1560
燃費:20.6km/L(JC08モード)
新車当時価格:489.9万円
※2018年発売当時のスペック
特長: 高い燃費性能と良好な走行性能、シンプルで高品質な内装。ディーゼルエンジンは効率的で、長距離走行に最適。静かな運転が可能で、快適な走行が楽しめます。
短所: ディーゼルエンジンの音や振動が気になる場合があり、スポーティな走行性能はやや控えめ。

これらのセダンは2025年3月現在、どのモデルも中古車市場で、いわゆるコミコミ予算200万円以下で購入可能な個体が存在しています。快適性、走行性能、デザインなど、用途やこだわりに合わせた最適な一台を選ぶことができることでしょう。
