アメリカ・マイアミを拠点とするチューナー「1016 Industries」(1016インダストリーズ、以下1016)が、ランボルギーニ「レヴエルト」用のワイドボディキットを発表した。
レヴエルトは、誰もが大胆なスーパーカーであることを認めるモデルだ。ドラマチックで目を引くデザインは心を揺さぶり、パフォーマンスで圧倒する。しかし、1016はそれをさらにクレイジーに仕上げた。

1016はすでにいくつかのスポーツカーやスーパーカー用のボディキットを提供しているが、今回はレヴエルト用の2つのオプションをプレビューした。1つ目は「Carbon Aero Program」と名付けられ、2つ目は「Vision Widebody」と呼ばれる。どちらもランボルギーニの見事なデザインを取り入れつつも、大胆に変身させているのが特徴だ。
標準エアロキット(黄色のクルマに装着されている)には、新設計のスプリッター、カスタムフロントバンパー、通気口付きフロント フェンダー、特注のHID、アクティブリヤスポイラー、ルーフスクープ、新しいウィング、ディフューザーを装備する。これらのパーツはすべて、鍛造カーボンファイバー、標準カーボンファイバー、または繊維強化ポリマー仕上げとなっている。

Vision Widebodyはさらに大胆だ。標準キットと同様に、完全に改良されたフロントエンドを持つが、フレアフロントホイールアーチとリヤホイールアーチを装備する。また、新デザインのカーボンファイバーのロッカーパネルや、ルーフスクープ、新しい固定式リヤウィングをつなぐレーシングプロトタイプ風のカーボンシャークフィンも装着される。
ほとんどのパーツは個別に注文できるが、Vision Widebodyパッケージはキットとして販売されており、カーボンファイバーの場合は2万9995ドル(約450万円)、鍛造カーボンファイバーの場合は3万2995ドル(約500万円)となっている。また鍛造カーボンの他のオプションをすべてチェックすると、すべてのアップグレードの合計は12万7230ドル(約1900万円)と、キットだけでBMW M4の価格を上回る。















