ほとんどコンセプトモデルそのまま!

かつて自動車製造における優雅さの象徴だったジャガーブランドだが、将来のグランツーリスモでデザインの伝統を捨て去り、現在は完全に電気自動車に注力している。

リボーンする次世代モデルは、洗練された2ドアクーペとしてではなく、本格的な世界最高級4ドアEVとして発売されることは周知の事実だ。
量産モデルは、その前のコンセプトモデルとは見た目が大きく異なることがよくある。しかし、カーメディアKolesaのアーティストNikita Chuykoから提供された予想CGは、オリジナルの形状とプロポーションに驚くほど忠実であることを示唆している。それが良いことかどうかは個人の好みによるが、間違いなく市場で目立つ車になるだろう。
予想CGは、シャープな分割LEDヘッドライトと、従来のグリルがないことを特徴とした、コンセプトとほぼ同一のフロントエンドが描かれている。最近スクープ班が捉えたプロトタイプは、極太の5本スポークホイールを装着していたが、レンダリングはコンセプトのオリジナルデザインを採用している。少し派手かもしれないが、メルセデス マイバッハは同様に贅沢なホイールを履いており、ジャガーのアプローチは場違いに思えない。
以前のプロトタイプでも明らかだったが、側面ではCGにも運転席側のフロントフェンダーには大きな充電ポートが配置されている。サイドミラーはコンセプトで完全に削除されていた。もちろん量産モデルには装備されるが、比較的従来どおりのようだ。また、ポップアップドアハンドルを装備しているほか、ボディに対して、比較的コンパクトなサイドウィンドウも確認できる。
コンセプトからの最も顕著な変更はリアセクションだろう。コンセプトでは、スリムな2本のLEDバーがバンパーの上下に1本ずつ配置されていたが、上部に並んで配置されている。また、コンセプトではリアウィンドウがなかったが、装備されている。
この初期段階では技術的な詳細はまだほとんどないが、ジャガーは以前、WLTP範囲約478マイル(770 km)と超高速充電機能を目指していると発表したが、コンセプトの印象的な存在感を維持しながらこれらの数字を実現できるか注目される。
ジャガーの自生電気セダンは、タイプ0、タイプ1、あるいは一部で示唆されているようにI-Typeと命名される可能性があるという。2026年後半に生産開始の予定で、予想価格は15万ドル(約2,250万円)から20万ドル(約3,000万円)の間となっている。






