特大のスプリッター、F1スタイルのブレーキライト、カーボンファイバートリムパネルなどを装備

サイバートラックは、市場で最も賛否両論のあるクルマのひとつとして地位を獲得しているが、マンソリーElongationは、テスラCEOに敬意を表して改造、カーボンファイバーのアクセント、26インチホイールのセットを装着、改良されたインテリアにも手を加えた。

先ず、ステンレススチールパネルの一部を、鍛造カーボン(短く切った炭素繊維を樹脂と混ぜ合わせ、高温高圧で鍛造したもの)に交換し、2トーンの外観に仕上げた。より控えめな変更を好む人のために、高光沢のポリッシュペイント仕上げも用意されており、目立たない外観を提供してくれる。
フロントエンドには、通気口付きのボンネット、スプリッターが一体化したスポーティなバンパー、ルーフに取り付けられたLEDセットを備え、よりアグレッシブなスタンスを獲得している。

側面を見ると、幅広のフェンダーフレアは、工場出荷時のプラスチック製のものとは異なるが、オリジナルの特徴的な角張った美観を維持しながら、巨大なホイールに十分なスペースを提供している。26インチのFD.15合金ホイールは、黒で仕上げられ、マンソリーデザインとなっている。その他の変更点としては、新設計のドアミラー、サイドスカート、ランボルギーニ風の給気口もみられる。
後部ではさらにワイルドなことになっている。テールゲートの両コーナーにスポイラーを追加、もちろんベッドへアクセスは可能だが、これは実際に必要になるかもしれないと想定しているからだ。そのほか、特大のスプリッター、F1スタイルのブレーキライト、そして「Mansory」のブランドが光るカーボンファイバートリムパネルが組み合わされるなど、軍用かと思うほど威圧感のあるエクステリアが完成している。


内部の変更点も同様に劇的だ。高品質の革張り、キルティングシート、そしてさらに多くのカーボファイバーでアップグレードされている。色は顧客の好みに応じてカスタマイズでき、写真では白、黒、ライムグリーンの色調が組み合わされている。
パフォーマンスに関しては、意外にも標準電動パワートレインを維持しており、3つの電動モーターが付属、システム合計857psを発揮し、車両はわずか2.6秒で 0〜60 mph(0~97 km/h)に到達できる。













