ベントレーは、「マリナー バトゥール」にツートンカラーの塗装と多数のローズゴールドのアクセントが特徴の高級仕様、「バトゥール ブラックローズ」を設定した。
マリナー バトゥールは、2022年に8月の「モントレーカーウィーク」で公開された「マリナー・バカラル」の後継モデルだ。

一方、バトゥール ブラックローズは一言で言えばバトゥールの高級仕様バージョンであり、特注のブラックローズメタリックボディを備えた特別注文モデルだ。
ブラックローズは、多数のサテンローズゴールドのアクセントが際立っている。これらはボンネット、グリル、吸気口のほか、ミラーキャップや車体下部にも見られる。そのほか、ローズゴールドのウィンドウトリムとブラックキャリパーを備え、カーボンセラミックブレーキシステムによってバックアップされた22インチホイールのアクセントも装着している。

内装もインパクトを与えている。キャビン内には、積層造形3Dプリント技術を使用して作成された210グラムの「刻印入り18金ローズゴールド」コンポーネントが搭載されている。ローズゴールドのアイテムには、ドライブモードセレクター、オルガンベントストップ、ステアリングホイールの金属加工などがあり、これらにはローズゴールドのアクセントが付いたスイッチギアとトリムが組み合わされるなど、豪華絢爛なインテリアが完成している。
ベントレーはクックソンゴールドと協力し、金はリサイクルされたジュエリーから持続可能な方法で調達されたものだと述べている。さらに、「バトゥール向けに生産されたすべての部品は、材料の信頼性を証明する証として、バーミンガムのジュエリー・クォーターで刻印されている」付け加えた。
また、ローズゴールドの装飾の他に、キャビンにはベルーガレザーとチャコールグレーのツイード生地が使用。これらに外装の塗装と調和するブラックローズ メタリックベニヤが組み合わされている。
スペックについては公表されていないが、オリジナルは最高出力740ps、最大トルク1000Nm以上を発揮する6.0L W12エンジンを搭載。8速デュアルクラッチトランスミッションと全輪駆動システムに接続されている。
価格や技術仕様は近々発表されるだろう。














