「アマロック」の下に位置するコンパクトモデルに
フォルクスワーゲン(以下VW)謎のプロトタイプをカメラが捉えた。
スウェーデン北部で捉えた開発車両は、旧型ティグアンの装いだが、その下には、頑丈なピックアップトラックが隠されているという。カメラマンによると、2018年のニューヨークモーターショーでお披露目された、「アトラス タノアク」コンセプトの量産型テストミュールということだ。

この新型ピックアップトラックは、南米向けに開発され、「アマロック」の下に位置するコンパクトモデルになるという。
アトラス タノアクの後には、「タロック」コンセプトが発表され、当時VWは「ほとんど変更なし」の量産バージョンをブラジルで発売すると約束していた。しかし、同社は国内では「サベイロ」と「アマロック」を提供しているため、市販化されることはなかった。

量産型では、「ヴィルトス」、「ニーヴァス」、「テラ」などのモデルの基盤になっている「MQB A0」プラットフォームを採用すると噂されている。また、同アーキテクチャファミリーとエンジンも共有、最高出力152psを発揮する1.0L、および1.4Lの「TSI」エンジンを搭載すると予想されている。
量産型は、南米市場向けに開発中と噂されていたが、最新情報では、欧州を始め世界戦略車になる可能性もあるという。また、ドイツ特許商標庁に「UDARA」(ウダーラ)の名称を登録しており、量産型に採用されることが濃厚となっている。
ウダーラの発売は2026年と予想され、市場では、ホンダ「リッジライン」をはじめ、フォード「マーベリック」と対峙することになりそうだ。












