見た目に性能、どこまでも過激に、派手に

先ずM3の3.0 リットル直列6 気筒ツインターボエンジンから着手した。コンペティション仕様では、最高出力503ps、最大トルク649 Nmのトルクを発揮する。しかし、同ブランドは、工場出荷時のターボを大型のターボに交換し、200 セルの高流量触媒を備えた、新しい排気装置を取り付け、さらにエンジンソフトウェアを微調整して、最高出力を驚異的な789ps、最大トルク900 Nmに引き上げることに成功した。

G-Powerは0~60 マイルまでの数値については言及していないが、このホットワゴンは205 mph(330 km/h)に達するまで加速し続けると発表している。これはまさにスーパーカーの領域といって過言ではない。
視覚的なアップグレードでは、M3 CS のボンネットに少し似たカーボンファイバーボンネットを装備、エンジンを冷却するための大きな中央通気口が配置されている。その他の変更点としては、カーボンファイバーフロントスプリッター、カーボンウィングミラー、新設計のカーボンディフューザーなどがある。
また、足回りでは、オレンジ色のディテールにマッチした、目を引くオレンジ色仕上げの「ハリケーンR」Rホイールセットを装着している。
外観が驚くほど派手だが、インテリアも同様に印象的で、刺激的なMカーボンファイバーバケットシートは、ダッシュボードとドアパネル全体に広がる明るいオレンジ色のレザーで装飾されている。
こんな過激なBMWの走りを、是非日本でも見てみたいものだ。























