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全米シェアナンバーワン!NOCOのジャンプスターター・充電器・電動空気入れはプロも愛用するメンテナンスツール

リチウムイオン電池の普及によって、自動車のバッテリーが劣化してエンジンがかからなくなったときに、始動を手助けしてくれる小型で携帯できるジャンプスターターが普及してきている。ここで紹介するのは今の旬。アメリカからやってきたプロユースの本格派だ。

緊急事態に使うからこそ信頼性の高いものを選びたい

現在、ネット通販では、さまざまな無名ブランドのジャンプスターターや充電器などが安く売られている。“安かろう悪かろう”なのか、“玉石混交”なのか、本誌も把握できかねる。一般の消費者も選ぶのが難しいジャンルの製品だ。

それならば、実績のあるブランドのものを選んでおけば間違いはない。1914年に設立されたNOCOは、ジャンプスターターや充電器、バッテリーそのものなど、さまざまなバッテリー関連製品をラインアップし、世界各国で支持されている。2025年時点でアメリカではシェアNo.1だという。信頼できるブランドだ。

バッテリーを復活させるための充電器もNOCOが安心

ここでは、そんなNOCOの、ジャンプスターターとバッテリー充電器を紹介する。
まずBOOST XシリーズのGBX45は、車載バッテリーが弱ってセルを回せないときに電力を供給して始動を手助けしてくれるジャンプスターターだ。31Whのリチウムイオンバッテリーを内蔵し、ガソリン車なら6.5Lのエンジンまで、ディーゼル車なら4.0Lのエンジンまで始動できる。

NOCOのジャンプスターター「BOOST X GBX45(価格:2万9920円/税込)』。コンパクトで軽量で、誰でも使いやすいので、アメリカで支持されている。

NOCO genius5はバッテリー充電器だ。通常の12Vバッテリーのみならず、12vのAGMバッテリー、6Vのバッテリー、そしてリチウムイオンバッテリーまでも充電できる仕様になっている。

NOCOの充電器『genius5(価格:1万5400円/税込)』。劣化したバッテリーの性能を取り戻すリペアモードなども搭載している。

電動の空気入れを使えばタイヤのエア圧管理も楽になる

そしてNOCO AIR 10は、クルマのアクセサリーソケットから駆動できる空気入れだ。あらかじめセットした空気圧に自動的に合わせてくれる。ポータブル電動空気入れはたいてい空気を入れるのに時間がかかるものだが、これは大容量のポンプを搭載していて、スピーディに入れることができる。

いずれも、大きな電流を必要とするものだったり、精度や信頼性が低いと大きなトラブルのもとになるジャンルの機器だ。中でもジャンプスターターは、緊急事態に使うもので、しかも日頃は動作確認ができない。NOCOのような実績のあるブランドを知っていれば、ユーザーにとって心強い。

NOCO AIR 10はセットした空気圧になると自動で止まるようになっている。LEDライトがついていて暗い場所でも作業が可能だ。

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