マンソリーが手がけるとRS Q8もこう化ける!

アウディがフェイスリフトされたQ8とRS Q8を発表してほぼ1年が経過、予想通りマンソリーが1台を手に入れた。アウディのスーパーSUVは、マンソリーらしいやり方で、お馴染みの大胆で派手な仕様となった。

もちろん、マンソリーはQ8の外装、内装、そしてもちろんパフォーマンスに全力を注いでいる。まずはエクステリアだ。フロントエンドには、ブラックアウトされたグリルとカーボンファイバー製のアウディバッジが装備されている。バンパーは、新設計のエアインテーク、大量のカーボンアクセント、および下部に追加された LEDデイタイムランニングライトで全面的に改良され、非常にアグレッシブだ。
改造は側面に沿って続く。足回りには、目を引く黒と黄色のホイール、新設計のフェンダー、そして静止しているだけでもスピード違反切符を切られてしまいそうな特徴的なスカートを装備している。また、ルーフの上にツインスポイラー、リアエンドに小さなリップスポイラーを装着、そしてもちろん、何の車か判断付くよう「MANSORY」バッジが配置されている。
仕上げは、リアバンパーにカスタムディフューザーと、ピラミッド状に配置された3本のエキゾーストパイプをインストール、外観の変更を完成させた。正直、オリジナルのRS Q8のクワッドチップの方が見栄えがずっと良かったと思う人もいるだろうが、それがマンソリーの特徴で、マンソリー支持者にはその特別感がたまらないはずだ。
いよいよハイライトの内装だ。インテリアは、ほぼすべての表面を明るい黄色のレザーで覆うという、まさに独自の取り組みを行っている。シート、ドアパネル、ダッシュボード、ステアリングホイール、ピラーなど、あらゆる部分がイエローに染まっている。フロアマットにもイエローレザーを敷き詰めているが、泥だらけの靴で入った瞬間に間違いなくぐちゃぐちゃになってしまわないか心配だ。しかし、マンソリー所有者にそんな小さな心配は無用で、これが本当の「究極の贅沢」というものだろう。
もちろん、パフォーマンス面でも多くのアップグレードが行われている。標準のアウディRS Q8 は、パフォーマンスグレードで最高出力632psと最大トルク850Nmを発揮する。しかし、マンソリーは大型ターボチャージャー、改良されたブースト圧力センサー、スポーツエアフィルター、新しい水冷式インタークーラー、改良されたECU、およびデキャットダウンパイプを詰め込んだ。これらの変更により、最高出力986ps、最大トルク1,250 Nm)という狂気のスペックへ向上した。
価格についてはまだ公式発表はないが、いつでもマンソリーに問い合わせることができる。ただ、値段を見て軽い心臓発作を起こさないで頂きたい。














