兄貴分らと遜色ない剛性のあるGA-Fアーキテクチャの派生基盤を採用

この新型コンパクトSUVは、すでに日本特許庁で確認されている『LAND CRUISER FJ』(ランドクルーザーFJ)の名称が本命視されているモデルで、かつて販売されていた「JFクルーザー」の後継モデルとなる。

FJクルーザーは、2006年に北米で発売されえたレトロスタイルのスポーツユー・ティリティ・ビークルだが、人気が高まったため2010年から日本でも発売が開始、2018年に惜しまれつつも生産終了となった。

後継モデルは、2021年12 月に公開された「コンパクトクルーザーEV」をベースに開発、当初このコンセプトに似たフロントエンドが予想されていたが、どうやら「ランドクルーザー250」を小型化したデザインが有力となっている(オプションで角目ヘッドライトを用意する可能性も)。
全体的なエクステリアデザインだが、直線基調のワイルド感満載のシルエットになる。フロントエンドも直線基調で無骨さの中に、レトロ感、おしゃれさをアピールする半円型ヘッドライトを採用し、FJクルーザーを彷彿させる。また、アンダーグリルには、悪路にも対応する大型プロテクターを装備。側面では、視認性を優先した大型ウインドウ&大型サイドミラーを装備、ハードなRVらしいワイド感満載の大型タイヤハウスが採用されそうだ。
量産型では、兄貴分らと遜色ない剛性のある「GA-F」アーキテクチャの派生基盤を採用、ボディサイズは全長4520mm、全幅1820mm、全高1850mm、ホイールベースは2750mmと予想、カローラクロスやRAV4をイメージすると良いかも知れない。
注目されるパワートレーンだが、2.7L直列4気筒ガソリンエンジンを提供、BEVモデルも噂されており、こちらはデュアルモーターを搭載、最高出力220psとフラッグシップとなるかもしれない。また、航続は450kmを目指しているようだ。
気になるワールドプレミアは、最速で2025年内だが、最新情報では2026年1月が浮上している。また、価格は当初390万円〜となりそうで、BEVモデルは400万円台中盤と予想される。