トヨタ「クラウン エステート」がアグレッシブなシャコタンに! T-Demandが「クラウン」全モデル制覇

T-DEMAND トヨタ クラウン エステート
ステーションワゴンとSUVの特長を融合させた新しいコンセプトとともに登場した、第四のクラウンことトヨタ・クラウン エステート。福井県を拠点とする「T-DEMAND」は、そのクラウン エステートを大胆にローダウンさせることによって、パフォーマンスワゴンらしい風格を纏わせることに成功している。

サスペンションのアップグレードと社外品のホイールでワゴンに変革

日本の人気チューニングブランド「T-DEMAND」(ティーディメンド)が、トヨタ・クラウン エステートのカスタムパーツを発表した。

福井県を拠点とする「T-DEMAND」は、走行性能を損ねず、理想的なスタイリングと乗り味を実現する「ローダウン」関連パーツを得意とするブランドだ。これまで多数の実績持つが、今回は、トヨタ・クラウン エステートにアグレッシブなスタンス、エアサスペンション、そして新しいホイールを装備させ、車高の低いワゴンへと変貌させた。

T-DEMAND トヨタ クラウン エステート

トヨタ・クラウン エステートは、スタンスが高いため、車高が低いパフォーマンスカーとして真っ先に思い浮かぶクルマではないかもしれない。しかし、T-Demandは、サスペンションのアップグレードと社外品のホイールを組み合わせたパッケージで、クラウンの エステートを変革した。

このクラウン エステートには、トランク内に「Hard Line Wing a V8 System Alt-023」を備えたフルエアサスペンションシステムが装着されている。このシステムは新しいサスペンションアームとダンパーが組み合わせられ、車高を大幅に下げている。キャンバー角も強められているが、他のビルドで見られるような極端なレベルではない。

T-DEMAND トヨタ クラウン エステート

足周りには、21インチのSSRホイールが装着されている。ホイール径は純正ホイールと同じだが、より幅が広く、ロープロファイルなタイヤが組み合わされている。ブレーキ力の強化なしにチューニングは完了しないため、380mm(15インチ)の大型ブレーキディスクとブランドロゴ入りのキャリパーを追加し、制動力を高めている。

大幅に下げられた最低地上高と新しいホイールにより、クラウン エステートは真のパフォーマンスワゴンの風格を醸し出していると言っていいだろう。

T-DEMAND トヨタ クラウン エステート

パワートレインに関して変更はない。ハイブリッドモデルでは、自然吸気2.5Lエンジンとデュアルモーターがシステム合計243PSを発揮し、パワーはeCVTを介して四輪に伝達される。

T-Demandの技術はクラウン エステートだけにとどまらない。同ブランドはクラウン スポーツ、クラウン セダン、そしてクラウン クロスオーバーにもその魔法をかけてきた。そして今回、エステートにもその手が届き、T-Demandはクラウン全ラインナップにその足跡を残した。

商品の詳細は公式HPで確認することが可能だ。
T-Demand公式HP https://t-demand-japan.com/

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著者プロフィール

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…