独自開発のフレンチ・ウルトラマリンにペイントされた『タイプ00』。ユニークで大胆なフォルムを美しく引き立たせている
フォーミュラEのレースカレンダーのなかで最も権威あるモナコE-Prix（5月3〜4日に開催）に合わせて企画された今回の展示には、大勢の観客が集まった。特注のオーシャンテラスに展示された『タイプ00』は、大胆なプロポーションとドラマチックなシルエットが際立ち、鮮烈な印象を残した。
ジャガー担当マネージング・ディレクター、ロードン・グローバー氏はこのようにコメントしている。
「『タイプ00』のパリ・ファッション・ウィークで注目を集めたヨーロッパデビューに続き、モナコでもお披露できたことをとても嬉しく思います。モナコはジャガーにとって、将来のラグジュアリーモデルのビジョンを示すのに理想的な舞台です」
『タイプ00』は、ジャガーのクリエイティブチームが独自に開発した“フレンチ・ウルトラマリン”というビスポークカラーを採用している。このペイントは、ジャガー独自の顔料にメタリック成分を加えたもので、サテン仕上げのような光沢があり、『タイプ00』のユニークで大胆なフォルムを美しく引き立てている。
３月に開催されたパリ・ファッション・ウィーク期間中は、映画『ソルトバーン』の主役をつとめたバリー・コーガン氏、俳優のジェイミー・ドーナン氏、そしてオスカー賞受賞俳優のゾーイ・サルダナ氏などのセレブリティが、『タイプ00』に乗って、パリ中の華やかなロケーションに到着する姿が注目を集めた。
『タイプ00』は、ジャガーが創業者ウィリアム・ライオンズ卿の信念「Copy Nothing（なにもののコピーでもない）」に回帰することで誕生した今後の展開を予告するモデルで、2024年12月のマイアミ・アート・ウィークで世界初披露。大胆なフォルムと豊かなプロポーションが特徴の『タイプ 00』は、ジャガーブランドの本質を体現したものであり、将来のジャガーにインスピレーションを与えるモデルとされている。