日本からは日産とヤマハが参戦中! エントリーブランド数に見るフォーミュラEの活況度合い【MF的フォーミュラEひとくち解説 その2】

5月17、18日に開催されるフォーミュラEの東京大会、TOKYO E-Prix。国内のモータースポーツイベントとしては唯一の本格的な市街地レースとなる同大会を楽しむための予備知識をお届けする。今回のお題は、現在参戦している自動車メーカーについて。

Photo:Formula E

2014年の発足以来、FIAフォーミュラE世界選手権にはアウディやメルセデスなど多くの自動車メーカー/ブランドが参入してきた。

FIAフォーミュラ1世界選手権(F1)や世界ラリー選手権(WRC)などがそうであるように、自動車業界やモータースポーツ業界を取り囲むさまざまな事情により、フォーミュラEにおいても自動車メーカーが出入りしている。

すでにスタートしているシーズン11は、11チームによって争われているが、そのうち9チームはメーカーの名前を関している。具体的にはクプラ、DS、ジャガー、マセラティ、マクラーレン、ポルシェ、マヒンドラ、日本からは日産が参戦。そして今シーズンからはヤマハが、老舗コンストラクターのローラと組んで参戦を開始した。

過去にはメルセデスやBMW、ルノーなどもエントリーしたものの、様々な理由から撤退した。しかし、前述の通りヤマハが新たに名を連ねたほか、日産やジャガーなどはすでに2030年までフォーミュラEにコミットすることを決定しており、まだまだ活況を呈している状態だと言えるだろう。

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