1.5L直4プラグインハイブリッド、およびBEVバージョンをラインアップ
トヨタがかつて販売した人気ミニバン、「エスティマ」次期型の最新情報を入手、最終予想デザインを制作した。
初代エスティマは、1989年の東京モーターショーでコンセプトモデルを初公開。翌1990年に、ミニバンの概念を覆す未来的フォルムにより、「天才タマゴ」というキャッチコピーを引っさげて鮮烈にデビューした。その後10年という長いサイクルで2000年に2代目がデビュー、ハイブリッドモデルも導入された。3代目は2006年に発売されたが、2019年を持って生産終了となっている。

予想される次期型のフロントエンドには、3連プロジェクター内蔵するハンマーヘッドデザインを採用。デフューザーはボデイから張り出す、ウイングタイプに。また、下部バンパーは縦スラットが入りアグレッシブになっている。そのほかワイド感をイメージさせる大きく張り出したタイヤハウスや、躍動感あふれるサイドウインドデザインが期待できそうだ。
次期型では、スバルと共同開発したEV専用「e-TNGA」プラットフォームを採用、低重心化により安定した高速性能、居住空間の向上を実現、全長4840mm、全幅1830mm、全高1760mm、ホイールベース2950mmと全長、全幅が拡大されると予想されている。

パワートレインは、噂の燃料電池モデルは見送りとなりそうで、1.5L直列4気筒ガソリンエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッド、およびBEVバージョンのラインナップとなりそうだ。またPHEVでは、最高出力310psを発揮、BEVシングルモーターでは最大205ps、デュアルモーターでは、最大330psを発揮し、航続距離は700km程度が見込まれている。
注目はその価格だろう。先代ではハイブリッド車で435万円程度からだったが、次期型では、安くても500万円台後半という情報のため、ちょっと遠い存在になってしまうかもしれない。



