トヨタ「RAV4」の新型か!? 5月21日10時に発表へ…デジタルコックピットをチラ見せ!

トヨタ 新型モデル ティザーイメージ
「Coming soon...2025.05.21 10:00JST」というメッセージとともにトヨタの公式Xにポストされたティザーイメージ。どうやら新型「RAV4」の可能性が高そうだ。

デジタルメータークラスターやスイッチ式のシフトノブを採用か!?

トヨタは、公式Xにて新型モデルのティザーイメージを公開した。

トヨタ 新型モデル ティザーイメージ

「Coming soon…2025.05.21 10:00JST」というメッセージとともにポストされており、5月21日10時に情報が公開される模様。車名は不明だが、欧州トヨタでは空撮の画像も公開されており、「RAV4」の新型である可能性が高いと見られる。

コックピットの画像では、独立型のデジタルインストルメントクラスターと、センターコンソールの高い位置にある大型のインフォテインメントスクリーンが確認できるほか、ギヤレバーが新設計されたように見え、がっしりとした新しいセンターコンソールも垣間見ることができる。

トヨタ 新型モデル ティザーイメージ

技術面では、拡張インフォテインメントディスプレイに鮮明なグラフィックを備え、さまざまな機能の強化された音声認識制御を実現するApple CarPlay、Android Auto、Amazon Alexa のサポートが含まれる可能性がある。また、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、パノラマサンルーフ、アンビエント照明、ワイヤレス充電などのプレミアムな装備も引き継がれると予想される。

初代RAV4は1994年に発売。第3世代からはグローバルモデルとして展開、第4世代では日本市場から撤退するも第5世代となる現行型で復活するなど、動きの激しい展開を見せている。現行型となる第5世代は、2018年に発売され、すでに7年が経過していますが、いまだにトップクラスの人気を誇るベストセラーモデルとなっている。

次期型では「TNGA-K」プラットフォームの改良型を採用、全長が40mm、ホイールベースが30mm延長、ボディが拡大されると思われ、居住空間が充実し、高速走行も向上しそうだ。さらに、耐衝突性を向上させて、より厳しいIIHS(道路安全保険協会)の衝突試験プロトコルに合格できるようにすると思われる。

提携しているデジタルアーティスト、Nikita Chuicko氏が制作した予想CGは、アップデートされたハンマーヘッドのインナーセクションと新グリルを備えたラップアラウンドLEDデイタイムランニングライトを装備、最終的にはよりボクシーになると予想される。

トヨタ RAV4 新型 予想CG

側面から見ると、ツートンカラーのルーフオプションと、大胆なコントラストの下部クラッディングを備え、特徴的なシルエットを維持している。キャビンやピラーのレイアウトは現行モデルとほぼ同じだが、リアセクションでは、刷新された全幅のLEDテールライトクラスターが初装備されスポーティーな印象だ。

パワートレインに関しては、新開発の1.6Lターボエンジンの噂が流れているが、6代目RAV4に搭載される可能性は低いようだ。2.0L直列4気筒ダイナミックフォースエンジン、2.5L直列4気筒ダイナミックフォースエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド、そして2.5L直列4気筒+デュアルモーターを積むプラグインハイブリッドのラインナップが予想され、PHEVでは最高出力が300PSを超えるほか、EV航続は100km程度になると思われる。

注目は、フルエレクトリックバージョンが導入される可能性があることだろう。詳細はほとんど明らかにされていないが、TNGA-Kプラットフォームの改訂により完全な電動化が検討されているという。

気になる日本市場での価格だが、ガソリンエンジンのエントリーモデルで約323万円という現行モデルからは、12万円程度の値上げになるのではないか、と予想される。

キーワードで検索する

著者プロフィール

APOLLO 近影

APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…