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1968年モデル由来のシンプルで美しいボディライン

クーペ同様、4ドアのダッジ・チャージャーの「隠れたハッチ」を採用した広々としたインテリアは、クラス最高のリア荷室容量とクラス最高の乗員容量を誇る。チャージャーは受賞歴のあるドライバーオリエンテッドコクピットを採用しつつ、2列目乗員のための優れたヘッドルームと、巨大な荷室容量を備えたリアハッチレイアウトを採用。最大リア荷室容量は約1,090Lで、先代チャージャー比133%増の荷室容量が確保されている。



ドライバー重視のインテリアには、標準装備の16インチクラスターディスプレイと12.3インチUconnect 5ラジオを搭載。ワイヤレスAndroid Audio、Apple CarPlay、Amazon Alexa対応。標準装備のピストルグリップシフト、9スピーカーアルパインオーディオ(サブウーファー付き)、デュアルゾーン自動温度制御、キーレスゴー(プッシュボタンとリモートスタート対応)。

標準安全装備には、自動緊急ブレーキ、アクティブレーンマネジメントシステム、アクティブブラインドスポット(レーンマネジメントシステム付)、交通標識情報、居眠り運転検知、前後側方駐車警告、後方横断検知、自動ハイビーム、雨量感知ワイパー、アクティブクラッシュ通知、SOS緊急接続が含まれている。
世界で最もパワフルなマッスルカーは新世代でも健在



4ドア/2ドアのチャージャー・デイトナ・スキャットパックモデルは、670馬力のポテンシャルを誇る。このモデルは、世界最速で最もパワフルなマッスルカーとして、ヘルキャット・レデイエ並みの性能を発揮し、0-96km/h加速をわずか3.3秒で達成する。その駆動システムには、全輪駆動(AWD)、後輪機械式リミテッドスリップディファレンシャル、最大航続距離241マイル(≒387km)、フル電動400Vデュアルモーターシステムを搭載する。

レベル3充電器使用時、20%から80%までの充電をわずか24分で完了する。標準装備のレベル1/レベル2対応充電ケーブルは、端子の接続を切り替えることで120Vまたは240Vの充電口に対応する。
複数のドライブモード(スポーツ、トラック、ドラッグ、カスタム)、レースオプション(ドリフト/ドーナツモード、ローンチコントロールなど)だけでなく、特許出願中の「Fratzonic Chambered Exhaust」も標準装備される。これは、アクセルに連動した音の強度で排気音を発生させ、車内の没入感を高めるものだ。同じく特許出願中のフロントR-Wingパススルーは、アグレッシブなスタイリングを強調しつつ空力性能を向上させる。標準装備される「Power Shot」システムは、ドラッグレース時に10秒間40馬力の追加出力を発生させることができる。
トラックパッケージを選択すると、16インチBremboベンチレーテッドローターと赤色6ピストンフロント/4ピストンリア固定キャリパーが装着される。前モデルSRT比で掃気面積を30%以上拡大し、ダッジ車史上最大級のブレーキパッケージとなる。更に、チャージャー史上最大のタイヤパッケージを採用。20インチホイールとグッドイヤー・イーグルF1スーパーカー3(305/35ZR20XLフロント/325/35ZR20リア)のスタッグドタイヤが選択できる。
