ルノー新型SUV「ボレアル」、これが最終デザインだ! 日本導入は果たして?

ルノー ボレアル 市販型プロトタイプ スパイショット
ルノーが開発中の新型SUV「Boreal」(ボレアル)の最終デザインを大予想した。ブラジル工場で生産され、南米や中東、アフリカなどで販売される予定だ。現段階で日本は入っていないが、今後導入される可能性を持つ重要なモデルと位置づけられる。

ルーマニアのダチア「ビッグ・スター」のリバッジ版として発売予定

ルノーが開発を進めている、新型クロスオーバーSUV、「Boreal」(ボレアル)の最終デザインを大予想した。

ルノー ボレアル 市販型プロトタイプ スパイショット

欧州Cセグメントに位置する「ボレアル」は、同ブランドのブラジル工場で生産され、最大70の市場(ラテンアメリカ、アフリカ、中東)で販売される予定だ。

ルノー ボレアル 市販型プロトタイプ スパイショット

デジタルアーティストNikita Chuicko氏から提供された予想CGは、先日捉えたプロトタイプと内部情報を基に制作されており、信用度は高いといっていいだろう。

量産型は、ルーマニアのダチア「ビッグ・スター」のリバッジ版として発売予定だ。フロントエンドには、台形のラジエーターグリルと水平のクロスバー、オリジナルのヘッドライト、そしてルノー最新モデルで採用されているブーメラン型のスリムなLEDデイタイムランニングライトを装備する。フロント全体の形状は、2023年10月に発表されたルノー・ナイアガラ・コンセプト・ピックアップトラックを彷彿とさせる。

側面では、ビッグスター同様にCピラーにマウントされるほか、フロントドアからはダチア特有の角張った刻印がなくなる。また、プラスチック製のボディクラッディングと、大きく突き出たホイールアーチが確認できるほか、大きく突き出たホイールアーチが装備される。

後部も刷新され、ナンバープレートがテールゲートに再配置、LEDテールライトも独自デザインとなるはずだ。

キャビン内では、10.1インチのインフォテインメントシステムと、7インチまたは10インチのデジタルインストルメントクラスターを備えたミニマルなインテリアが期待されている。

エンジンオプションは未定だが、欧州仕様では、最高出力130ps/96kWを発揮するエントリーレベルの1.2L直列3気筒マイルドハイブリッドをはじめ、システム合計155ps/115kWを発揮する1.8L直列4気筒エンジンのフルハイブリッドも選択可能になる可能性が高い。

日本発売は未確定だが、もし導入されるようなら、キャプチャーの上に位置するとみられることから、380万円〜500万円程度が予想される。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…