旧軽自動車規格で小さいジムニー(JA71C)にはどのくらいの荷物が積めるのか

2021年、ジムニー(JA71C)で最後のアウトドア
ジムニー(JA71C)はご存知のように旧軽自動車規格で小さい。では、どのくらいジムニー(JA71C)には積めるか? というとルーフに木造のカナディアンカヌーを積み、ラゲッジスペースに折りたたみ式のファルトボートとエアー式のパックラフトを積むことができる。ただし、キャンプ用品はほぼ入らない。そこで、小さくてかさ張らないキャンプ用品を構築することになる。

TEXT & PHOTO◎伊倉道男(IKURA Michio)

ラケッジスペースのほとんど占めてしまうのがこのファルトボートの船体布。フレームとパドルは助手席に積み、シートベルトを掛けて移動する。運転席以外はもうほとんどスペースはない。
このファルトボートとは骨組みを組み、船体布を被せる組み立て式のカヤックだ。クルマでいうとパイプ鋼管フレームに近い。現在のファルトボートはアルミ製の骨格がほとんどで、20kg以下に納まっていると思う。だが、この舟はクレッパー社(ドイツ)の木製フレームのファルトボートだ。船体布は特別仕様で、さらに強化されているので重い。全長は5mを越え、計ってはいないが、重さは40kgを越えるだろう。

ファルトボートとはこの骨組みに船体布を被せる組み立て式のカヤック。現在販売されtれいるファルトボートは、アルミ製の骨格がほとんどだ。この舟はベーリング海を渡ったクレッパー社(ドイツ)の木製フレームのファルトボート。

トップの写真のテントは、ドーム式のゴアテックス。軽く小さくなる。ICI石井の山岳テント。終売していたが最近再販されるようになった。価格も当時は約10万円もしたが、いまは7万円以下に設定されている。軽量を目的としたアウトドアなら、ひとつは持っていたいテントである。

点火してみると心臓部のバーナー部は小さいので、炎が1点に集中してしまうが燃焼は良好である。

前置きが長過ぎだが、この小さなチタン製バーナーを中心に軽く、小さくをテーマに調理器具を構築してみる。0.5合を炊飯して、あとは焼く、煮るだ。
ダイソーメスティン VS チタン製品、2種類での構築。このあたりの調理器具の選択は、こだわり、お気に入りのブランドが各自あると思うので、一例として。このいかに小さくまとめるか(スタッキング)! はアウトドアの楽しみかたのひとつである。

チタン製バーナーに合わせて、「軽く、小さく」をテーマに調理器具を構築してみる。0.5合炊飯。焼く、煮る。ダイソーメスティン VS チタン製品。

作る料理は3種類。夕飯に一品豪華という訳ではない。3食をそれなりに楽しみたい。
もっとも手をかける料理は豚汁と豚の焼き肉。人参、ごぼう、里芋、タマネギ、豚肉。焼き肉の調味料は粉末を使うと、輸送時に液ダレの心配がいらないので助かる。豚汁の味噌は携帯しやすいインスタントのみそ汁を使う。こちらも携帯性は抜群だ。あとは食材を切って煮る、焼くだ。調理は手間を掛けずにシンプルに。味噌の香りが飛んでしまうかもしれないが、みそ汁の素は先に入れる。香りも大切だが、具材にしみ込む味も大切。

ダイソーのミニ鉄板。大きさは13.2cm×8.4cmとかなり小さい。だが、厚みがあり、重量があるので心配していた横ずれは少ない。ただ、やはり小さいので焼くときには気を遣う。多少の容積と重さが我慢できるなら、小さなスキレットの方がはるかに使いやすいだろう。

2食めは超簡単シリーズ。セブン-イレブンのおだし染みるおでんと炊飯で済ます。あのレジ前のおでん売り場がなくなり、いまはレトルト食品のように、2種類ほどパック販売されている。これは保存にも携帯にも好都合。おでんは飯ごうの大きい方に移し加熱するだけだ。

少し炊飯で焦がしてしまったが、お焦げもまた楽し、ということで。
炊飯が終わり、蒸らしたら焼き肉スタート。
1度に2枚焼くことができるので、返したら次の牛タンを載せる。焼き肉一枚精魂。これはたとえ大きな鉄板の焼き肉屋さんでも、僕のスタイル。

アウトドアの食事は、場所を変えるだけでも楽しいもの。炎はガスでも、アルコールでもガソリンでも、もちろん薪もだが、安らぎを運んでくれる。人に見せる料理ではないけれど、人と比べることもなく、楽しめば良いだけだ。冬はそんな季節だ。

今年も残り少なくなりました。世界的に大変な時代となりましたが、良い年をお迎えくださいませ。2022年もよろしくお願いします。

著者プロフィール

伊倉 道男 近影

伊倉 道男

フォトグラファー。国学院大学法学部法律学科卒。アパレル会社にて総務人事、営業を経験。その後、但馬 治…