新型「リーフ」の開発メンバーが登場する短編ビデオは全3部構成

第三世代となる新型「リーフ」は、2010年に初代モデルの発売以降蓄積した知見に基づいて開発されている。同車は発売以来15年間で、グローバルに約70万台が販売され、その推定累計走行距離は約280億kmにおよぶ。日産の商品企画および開発チームは、新型「リーフ」の開発を進める上で、過去の「リーフ」から得たさまざまな知見を重要視している。
新型「リーフ」のエクステリアデザインは空力を重視して設計されていながら、力強いデザインに仕上げられている。米国と日本での空気抵抗係数(Cd)は、ファミリーユースEVとしては驚異的な0.26という数値を叩き出した。欧州仕様は、専用のホイールとドアミラーデザインにより、空気抵抗係数(Cd)0.25を達成している。優れた空気抵抗値は、フラッシュドアハンドル、グリルシャッター、最適化されたホイールデザイン、フラットなアンダーフロア、そして空気抵抗を抑制するファストバックシルエットによって実現されたものだ。
室内居住性については、オプションの遮熱仕様の調光パノラミックガラスルーフが備えられ、室内空間を圧迫する従来のサンシェードは不要となり、後部座席のヘッドルームを損なうこともない。さらに、エレクトロクロミック技術により、ボタン操作ひとつでガラス層内の分子の並び方を調整し、ガラスの透明度と室内に入る光の量をコントロールすることができ、いつでも明るく快適な室内空間を楽しむことができる。さらに、調光パノラミックガラスルーフには赤外線(IR)反射コーティングが施されており、日射による負荷を軽減する。
また、日産のCMF-EVプラットフォームも新型「リーフ」の広々とした室内空間に寄与する。同プラットフォームはフラットなフロアを実現し、乗員全員に広々とした開放感を提供している。
公開されたビデオシリーズでは、今月後半に正式発表となる新型「リーフ」についての洞察が全3回にわたって紹介されている。