年内日本発売…新型日産リーフの詳細が明らかに!価格は?航続は?

日産 リーフ 新型
日産は3月、新型「リーフ」を含む新商品と新技術の導入計画を発表したが、2025年内に日本発売が決まっているリーフに関する情報を入手、6月18日正式デビュー前にお知らせしよう。

66kWhバッテリーパックで480km、大型の91kWhで600kmの航続が期待される

日産 リーフ 新型

クロスオーバーとして生まれ変わった新型リーフは、日産史上最も空力性能に優れたモデルとなる。

日産 リーフ 新型
日産 リーフ 新型

電気自動車は急速に進化しており、日産は次期リーフで存在感を示したいと考えている。同社は今月に予定している次世代EVの正式発表に向けて準備を進めているのだ。

日産は2025年3月に、従来のハッチバックスタイルから、ファストバックスタイルのリヤを備えたクロスオーバースタイルへと進化した、3代目リーフを初公開した。LEDヘッドライト、19インチアルミホイール、空気の流れを調整するアクティブグリルシャッターなど、主要なデザイン要素を間近で見ることができたが、その詳細は明らかにされていない。

日産 リーフ 新型

新型では、NACS対応の充電ポート、そしてオプションのe-Dimming機能付きパノラミックルーフも装備されることがわかった。e-Dimming機能はエレクトロクロミック技術と赤外線反射コーティングを採用しており、物理的なサンシェードが不要になる。

日産のデザインディレクター、田瀬信孝氏によると、このリーフは同社史上最も空力性能に優れた量産モデルとなり、欧州ではCd値0.25、米国と日本で0.26を誇るという。わずかな違いは、ホイールやミラーデザインといった地域特有の変更によるもので、欧州仕様はより流線型になっている。

リーフの車体下部は、より大型のアリアとCMF-EVプラットフォームを共有しており、フラットなフロアと広々としたキャビンレイアウトを実現している。正確なスペックもまだ発表されていないが、日産は四輪駆動オプションのないシングルモーター方式を採用し、航続距離は300マイル(482km)以上を目指していると発表している。入手した最新情報によると、66kWhバッテリーパックで480km、大型の91kWhバッテリーパックで600kmが期待できるといい、航続距離が先代から飛躍的に延びる。また、急速充電により30分で350km走行分が充電完了する。

日産 リーフ 新型
日産 リーフ 新型

リーフ新型の正式デビューは6月18日で、その全豹が明らかになる。注目は日本価格だ。先代は約400万円〜だったが、新型は400万円台後半〜になりそうということだ。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…