現段階でこれらのパテント画像が新型セントラ、アルティマ、マキシマなのか、それとも全く別の何かなのかは不明だ。中国製の日産N7にも類似しているが、N7の方がサイズも大きく、特徴的なデザインとなっているようだ。

新型セントラか、今年中に米国で販売が終了する可能性のあるアルティマの可能性も捨てきれないが、中国市場向けに特別に開発されたハイブリッドセダン「EVOコンセプト」の市販型が有力とのことだ。EVOは、2024年4月に北京モーターショーで、他の3つの新エネルギー車(NEV)のスタディモデルであるEPOCHセダン、そしてEPICとERA SUVとともに公開された。

確かに、ざっと比較するだけで、その一致は明らかだ。全体的なシルエットは完璧に揃っており、スリムなLEDテールライトストリップやヘッドライトの角度のついたLEDアクセントといった主要なデザインディテールは、中国のスタディモデルからそのまま引き継がれている。ヘッドライトが少し大きく見えるという意見もあるかもしれないが、これは特許図面によくある特徴だ。見た目を良く見せるためではなく、あくまでも輪郭を描くためのものだからだ。
セントラとアルティマの正式発表については、日産は今年初めに小規模なプレビューを行っている。セントラに関しては、低照度レンダリングで公開され、主要なデザイン要素は意図的に隠されていた。一方アルティマだが、最近の報道によると、日産は2025年以降、アルティマとヴァーサの両モデルを廃止する計画で、北米のラインナップではセントラが最後のセダンとなる可能性があるとのことだ。









