この顔でレクサスを威嚇する…ジェネシス史上最速となる「GV60マグマ」、フロントデザイン完全露出!

ジェネシス GV60 マグマ 市販型プロトタイプ スパイショット
ヒョンデグループで、最もプレミアムなブランドであるジェネシスが開発を進める、同ブランド初の高速EV「GV60マグマ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

2024年型Magmaコンセプトのデザインをほぼ踏襲、最高出力710ps近くを発揮

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マグマは、ジェネシスの新しいパフォーマンス・サブブランドで、今後多数のモデルで展開される予定となっている。

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ヨーロッパで捉えたプロトタイプは、フロントエンドのカモフラージュがない状態で初めて目撃された。初期プロトタイプでは、黒いビニールカバー一式を装着しており、最近のニュルブルクリンクでの走行時では、渦巻き状の迷彩ラップを巻いていた。

今回は大部分がゴミ袋のようなカモフラージュで覆われているものの、フロントエンドは完全に覆われておらず、グリルとバンパーの配置全体がはっきりと露出、ライバルとなるレクサス「UX」を睨むようなアグレッシブな顔が確認できる。詳細を見ると、生産型マグマは2024年型Magmaコンセプトのデザインをほぼ踏襲し、バンパーの大部分を占める大型の2層メッシュグリルと、その上に3つの菱形のベントが追加で設置されることが見てとれる。

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GV60はEVであるため、内燃機関車のような冷却開口部はないと思われるが、ジェネシスがフロントカモフラージュを外した理由は、プロトタイプがトレーラーを牽引していたことを考えると、冷却に関係している可能性が高いと見られる。

コンセプトカーと同様に、このプロトタイプにはバンパーの両側に小さなカナード状のエアロフィンが装備されている。また、ナンバープレートは、グリルからその上部に再配置されているが、バンパーの複数のスロットから判断すると、量産型では3つのミニベントの上ではなく、下にナンバープレートが取り付けられると思われる。

ニュルブルクリンクでのテスト走行中に前輪の後ろに見かけた、911 GT3 RSスタイルの小さな垂直フィンも存在しているが、最終的にボディ同色になるのか、それとも写真のように黒になるのかはまだわからない。また、コンセプトカーのアーチトリムはカラーコーディングされていたが、デザインは異なり、前輪と後輪の後ろにそれぞれふたつのスリムなベントが設けられている。

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GV60は、ヒョンデ「IONIQ5」やキア「EV6」と同じE-GMPコンポーネントセットで製造されており、84kWhバッテリーを含むハードウェアの大部分をこれらのモデルのNおよびGTパフォーマンスバージョンと共有する。

最新情報によると、姉妹車が生み出す最高出力650ps(オーバーブースト時)を超える出力を実現することで、この市場参入を挽回するだろうとのことです。最終的には、最高出力710ps近くを発揮し、IONIQ5 Nで大ヒットさせたのと同じシミュレーションギヤシフトを搭載する。Nは0-60mph(97km/h)加速3.3秒を謳っているが、マグマはさらに速い加速を見せる可能性もあるということだ。

コンセプトカーは、昨年7月のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでデビューしたことから、量産型も2025年の同イベントで量産車が発表される可能性が高く、ジェネシスはすでに今年の第3四半期に生産を開始する計画を発表している。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…