トヨタ新型「アーバンクルーザー」、ついに年内日本発売か!? bZ4Xよりコンパクトで取り回し良し、コスパも良し

トヨタ アーバンクルーザー
トヨタは2024年11月、ヨーロッパで新型「アーバンクルーザー」を発表したが、いよいよ日本市場に導入される可能性が高いことがわかった。

スズキ eビターラのOEMモデル。欧州では秋から発売予定

トヨタ アーバンクルーザー

第3世代となる新型「アーバンクルーザー」は、2024年12月に初公開され、欧州市場への投入は2025年秋が予定されている。スズキが生産する「eビターラ」のOEMモデルで、この世代からBEVモデルとなったのが大きな特徴だ。

新型では、BEVモデル用に開発された新プラットフォームを採用、トヨタの「ハンマーヘッド」デザインを取り入れている。ボディサイズは、全長4285mm、全幅1800mm、全高1640mm、ホイールベース2700mmと同社のBEV「bZ4X」の全長46900mmより大幅にコンパクトにすることで、取り回し良く、狭い道でも活躍しそうだ。

キャビン内では、全車に10.1インチのマルチメディアディスプレイ、10.25インチにデジタルインストルメントクラスター、スライド式の後部座席、12色のアンビエント車内照明、ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Autoなどが装備されており、日本仕様でも共有すると思われる。

トヨタ アーバンクルーザー

パワートレインは、エントリーグレードに49kWhの駆動用バッテリーを搭載、衝突回避支援システムや、ドライバー監視カメラなどの安全装備も充実。ミドルグレードには61kWhのバッテリーを搭載、トップグレードでも61kWhのバッテリーを積むが、デュアルモータを搭載し、4WD仕様となる。

49kWhバッテリーでは、航続300km、61kWhバッテリーでは400kmの航続を実現、4WDモデルでは350kmだ。

注目の日本発売の時期だが、早ければ9月、遅くとも2025年内に実現すると予想される。また、気になる価格だが、bZ4Xの550万円〜を下回ることは確実視され、450万円程度と予想される。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…