“ロボットバスケットボール”をテーマに全国から17の学生チームが出場。大会の模様は7月21日の10:05からNHKで放映
この大会は“ロボットバスケットボール”をテーマに、各チーム2台のロボットをオリジナルで製作し、2チームが攻守交代を繰り返しながら競技を行うもので、全国から事前審査を通過した17の学生チームが出場した。
予選リーグ・決勝トーナメントともに、各校による熱い試合が繰り広げられた。なかでも「ヤマハ発動機特別賞」を受賞した早稲田大学の「ROBOSTEP」は、「本来のバスケの動きに似せてバックスピンをかけることでゴールイン確率を向上させる」というコンセプトのもと、ボールを発射するレールの機構や発射速度を工夫したこだわりの設計と、そこから繰り出される鮮やかなシュートを見せてくれた。

特別賞の授与について、ヤマハ発動機ロボティクス事業部長の小林一裕氏はこのようにコメントしている。
「気持ちの良い美しいバックスピンのかかったシュートや果敢なディフェンスで、ヤマハ発動機が当日掲げていた看板のキャッチコピー“この緊張感が楽しい。”のように、とても緊張感ある試合を何度も見せてくれました。感動しました!」
この大会は、2025年8月24日にモンゴル・ウランバートルで開催される「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2025モンゴル・ウランバートル大会」の予選会となっており、優勝した東京大学「RoboTech」は日本代表として出場する。
今回の大会の模様はNHK総合テレビ(全国)で放送される予定だ。
【番組情報】
・番組名:NHK総合「学生ロボコン2025」
・放送日時: 2025年7月21日(月・祝)午前10:05~