トヨタの人気コンパクト・ミニバン、「シエンタ」のカスタムモデル、「シエンタJUNO」が今夏にも発売される可能性が高いことがわかった。また、ベースモデルの改良新型も導入予定だ。

初代シエンタは2003年に発売、現行型となる第3世代は、2022年から販売されており、これは同世代初の大幅改良となる。

一方、「シエンタJUNO」は、「ジャパンモビリティショー2023」で公開されたカスタムコンセプトモデルで、「順応」が起源となっている。2人乗りレイアウトを採用し、車内後部は好きなスタイルに変えられるのが最大の特徴となっており、デスクスワークペースとしてはもちろん、車中泊など「自分だけのおしゃれな小部屋」として、いろいろな用途が考えられる。
シエンタ改良新型では、手動式から「電動パーキングブレーキ」へと変更、ボタン操作で簡単になる。また、信号待ちでブレーキを踏み続けるなくても、自動的に停止状態になる「オートブレーキホールド」が採用される。さらに、最新世代の「Toyota Safety Sense」が搭載予定となっている。
エクステリアデザインの大幅変更はないものの、グリルのリフレッシュ、LEDデイタイムランニングライトのグラフィックの刷新程度が予想される。
キャビン内では、8インチまたは10.5インチインフォテイメントディスプレイがキャリーオーバーされる見込みだ。
パワートレインは、1.5L直列3気筒「ダイナミックフォース」エンジン、及び1.5L直列3気筒「ダイナミックフォース」エンジン+電気モーターのハイブリッドがラインアップされる。
シエンタ改良新型、及びシエンタJUNOの発売は、2025年7月終わりから8月初旬とみられ、気になる新価格は装備強化や新トリムなどによる若干の値上げ(5万円前後〜)済みそうだ。


