【2021年の推しカー|トヨタ・ランドクルーザー】2年以上という納期の長さも納得の商品力と完成度!(遠藤正賢)

トヨタ・ランドクルーザー
トヨタ・ランドクルーザー
2021年1月〜2021年12月の1年間に発表・発売されたニューモデルのなかから、思いっきり個人的な観点からベスト3を選出していただくこの企画。ホンダS2000が愛車の遠藤正賢さんが選んだ「2021年の推しカー」は、「日常での使い勝手」と「コストパフォーマンス」の高さで選ばれた3台。1位のトヨタ・ランドクルーザーは510〜800万円だが、中身を考えればバーゲンプライスだ。

TEXT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)

2021年内に発表・発売されたニューモデルの中から個人的なベスト3を選ぶこの企画、編集部からは「思いっきり個人的な観点から選んでほしい。『他人にはお勧めできないが、自分は好きだ!』という気持ちでOK」とのご指定をいただいている。

だが、筆者の現在の愛車はホンダS2000という、とびきり趣味性の強いオープンカー。だから私が個人的に欲しいと思うクルマも必然的に、日常での使い勝手が良くコストパフォーマンスも高い、多くの人にオススメできるクルマになりがちなのは、どうかご容赦いただきたい。

第3位:スズキ・ワゴンRスマイル

「ADAS以外は隙のない万能な軽自動車」

というわけで「私の推しカー」、まず第3位は、スズキ・ワゴンRスマイル。

スズキ一流のポップかつ上質でレトロモダンな内外装に、リヤ両側スライドドアは言うに及ばず。10mm×16段の前後スライドを最前端にセットしても適切な姿勢が取れて掛け心地も良いリヤシート、その背もたれを倒せばほぼフラットな床面が得られるラゲッジルームも大きな美点だ。

そして価格は129万6900円〜171万6000円と、コストパフォーマンスも極めて高い。ターボエンジンの設定がない点と、ADASの制御がラフなことは要改善点だが、それらが解決されればほぼ隙のない万能なKカーとなるのは間違いない。

スズキ・ワゴンRスマイル
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第2位:ホンダ・フィット モデューロX

「フィットの走りの弱点を見事に補っている」

続いて第2位は、ホンダ・フィット モデューロX。

ベース車のフィットは初代の頃より、センタータンクレイアウトを核とした後席と荷室の広さ、シートアレンジの多彩さを強みとしているが、現行モデルの四代目はそれにシンプルかつ上質な内外装と快適な乗り心地も大きな特徴に挙げられる。

だが運転すると緩慢なハンドリングや直進性の悪さが気になってくるのだが、ホンダアクセスが空力やホイール、サスペンションなどをトータルチューニングしたモデューロXは、そんなフィットの走りを見事なまでにスポーティかつ安心感の高いものへ生まれ変わらせている。

ホンダ・フィット モデューロX
ホンダ・フィット モデューロX

第1位:トヨタ・ランドクルーザー

「悪路走破性もオンロード性能も大進化したのはお見事!」

そして第1位は、トヨタ・ランドクルーザーだ。

歴代ランドクルーザーのコアバリューである「どこへでも行き、生きて帰って来られる」悪路走破性と信頼性をさらに高めながら、「300シリーズ」と呼ばれる新型ではプラットフォームとパワートレインが一新された。

中でも新設定の「GRスポーツ」は、スポーティグレードながら最上級グレードの「ZX」より内径が2インチ小さく高偏平な265/65R18タイヤや電子制御スタビライザー「E-KDSS」、前後電動デフロック、専用チューニングサスペンションを標準装備。悪路走破性を一段と高めながら、高速道路やワインディングでも安心して走れる操縦安定性を兼ね備えたのは見事というより他にない。

また全長×全幅×全高を5m×2m×2mの範囲内に留め、新開発の3.3L V6ディーゼルエンジンを投入したのも、現実をしっかり見据えたトヨタらしい采配として絶賛されるべきだろう。しかも価格は510〜800万円。公式発表でも2年以上という長納期も頷ける完成度と商品力の高さだ。

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2021年に買って良かったモノ:スカーゲン SKW6180

ちなみに、筆者が2021年に買った(クルマ以外)中で一番良かったものは、デンマーク・スカーゲンの腕時計「SKW6180」。チャコールスチールの文字盤にカッパーの加飾をあしらったデザインが控えめかつモダンで、お値段も手頃。お店で一目惚れして即買いし、以来毎日愛用している。

著者プロフィール

遠藤正賢 近影

遠藤正賢

1977年生まれ。神奈川県横浜市出身。2001年早稲田大学商学部卒業後、自動車ディーラー営業、国産新車誌編…