3年の空白を経てWRXが帰ってくる！
同ブランドは、2022年にWRX STIの生産を終了し、パフォーマンスカー愛好家たちは落胆したはずだ。
最終モデルは、ボンネットスクープ、張り出したフェンダー、そしてリアデッキの高いウイングを備えた、アグレッシブな外観のパフォーマンスセダンだった。ドライバー操作式センターデフやアクティブトルクベクタリングといった先進のドライブトレイン技術を搭載。ボンネットの下には、2.5リットル水平対向4気筒ターボチャージャーエンジンが搭載され、最高出力310ps、最大トルク393Nmを発揮したが、華々しく幕を閉じた。
そして今、スバル・モータースポーツUSAは、WRX ARA25ラリーカーを公道仕様にするという、非常に興味深いレンディングCGを公開している。おそらく、多くの人が共感し、CGは次期STIとして完璧な外観といえそうだ。
このレンダリングは、WRX ARA25をベースに、競技仕様のスポンサーロゴを取り除いたもので、ワイルドなカーボンファイバー製のエアロパーツとセンターエキゾーストパイプを特徴としている。また、センタースクープ付きのボンネットや両サイドのベントなど、アグレッシブなボディデザインが際立っている。角張ったフェンダーフレアがブロンズカラーのホイールを覆い、リアウイングの前縁にはボルテックスジェネレーターが備え付けられ、バンパー中央のすぐ下にシングルエキゾーストパイプが配置されている。
WRX STIの生産終了以降、スバルは米国以外で販売するいくつかのモデルにSTIの名称を使用している。しかし、これらのモデルは、かつてのような力強い走りとラリーにインスパイアされたデザインではない。本格的な復活をめぐる噂も流れており、最近公開されたティーザーでは、張り出したフェンダーを備えたアグレッシブな外観のモデルが紹介されている。また、電動化されたSTIモデルが登場するという憶測もある。
スバル・モータースポーツUSAの公式Facebookへの投稿は、熱狂的な反響を呼んでおり、多くのコメント投稿者は「すぐにでも購入したい」と述べ、中には「なぜこんなモデルがまだ実現していないのか」と疑問を呈する人もいるほどだという。
果たしてWRX STIは復活するのか、このレンディングCGが引き金となり、実現することを期待しよう。
